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ゆる砂糖断ちの手順3

前回は、
「3食ご飯をしっかり食べましょう」という
お話をしました。

基本すぎて、ぶったまげたかもしれません。笑

でも、何事も基本が大切ですからね。
これができていなくて、
一生懸命サプリメント取ったり、
スーパーフードを熱心に食べたりしても、
エネルギー切れを起こす状態なので、
すぐに甘いものに手を出し、血糖値が急上昇し、
急上昇した血糖値は急下降します。
1日に何度もそんなことを繰り返しているから、
体が疲れてしまっているんです。

朝起きても体がだるい、
疲れが取れないというのは、
血糖コントロールができていないのかな、
と思います。

なので、基本すぎる、
「3食ご飯」は、ゆる砂糖断ちする方は
ぜひともマストでお願いします。

①代替甘味料(蜂蜜、甘酒、みりんなど)を用意する。
良質なおやつ(干し芋、栗、ナッツ)を持ち歩く。

②3食ご飯をしっかり食べる。

ときました。3番目にお伝えしたいことは、

しっかりとタンパク質をとる。

ということです。

出ました!タンパク質。笑

タンパク質の重要性は耳にタコができるほど
聞いている方もいるかもしれません。

「はいはい、プロテインでしょ」と。

そんな単純な話ではありませんよ。笑

タンパク質は非常に重要なので、
しっかり理解しておく必要があります。

体のあらゆるところでタンパク質は重要な役割を
果たしています。

筋肉・・・筋肉の成長、修復、維持にタンパク質は不可欠。
皮膚・・・コラーゲンなどのタンパク質で構成されている。
     弾力性や強度を保つために必要。
爪と髪・・・ケラチンというタンパク質が髪や爪の主成分。
内臓・・・肝臓、腎臓、心臓などの内臓もタンパク質で構成される。
血液・・・血液中のヘモグロビンやアルブミンなどのタンパク質は
     酸素運搬や栄養分の輸送に関与。
免疫系・・・抗体や免疫細胞もタンパク質から構成され、感染症や
     病気から体を守る役割。
骨・・・骨は主にカルシウムで構成されているが、骨の構造を支える
    コラーゲンも重要なタンパク質。

美容や肉体改造を意識している人だけでなく、
誰にでも「健康」にとって必要であることがわかります。

私も美容講座で、栄養の話になると
口酸っぱくコラーゲンやタンパク質の話しはお伝えしてきました。
「綺麗になる材料がなくて、どうやって綺麗になるの?」と。

しかしですね、
なぜか、オーガニックが好き、自然派思考の方は、
「お野菜たっぷり+炭水化物=健康」と思っている方が
多いんですね。肉食はちょっと・・・と思う方も
中にはいますね。そういう方は、豆類をタンパク源にする
ことが多いのですが、植物性タンパク質は、低脂肪、食物繊維が
豊富という特徴がありますが、必須アミノ酸バランスが良くない、
消化吸収率が低い、また、動物性タンパク質に比べ、
タンパク質密度が低いため、十分な量を摂取することが難しい、
というのがあります。

なので、特にヴィーガンなど信条がない場合は、
動物性タンパク質と植物性タンパク質は両方とったほうが
いいと思います。

なかには、
「肉も魚もあまり食べられないです・・・」
という方、年齢を重ねるといらっしゃるのですが、
「動物性タンパク質を消化できない=省エネモードに入っている」
というふうに見えます。

省エネモードとは、体は動くけど、
エネルギッシュではない感じです。

こういう食事をしていた人が、
タンパク質を意識するようになると、
みるみると元気が満ち溢れてきます。

そして、
しっかりタンパク質を摂ると、
本当に不思議なんですが、
甘いものはいらなくなるのです。
食べたいという感情がなくなるのです。

しっかりってどのくらい?
ということですが、

これは基準値が決まっていまして、
体重❎1gと計算します。

つまり50kgの女性は1日に50gの
タンパク質量が必要です。

筋肉増量して大会に出たい人、
ムキムキボディを目指している人は
当然、これでは足りないですので、
体重❎1gは一般的な運動量の人が
健康維持するための必要量と思ってください。

ここで勘違いしてしまう人がいるので
気をつけなければいけないのが、

「じゃあ、鶏胸肉を1日50g食べればいいのね!」

これは間違いですね。

鶏胸肉が全部タンパク質ではないので、
これではとても足りません。

いちいち、自分が食べるもののタンパク質量って
計算してられないよ〜〜という方が
世の中の大半なので、

プロテインが流行っていますね。笑
確かに計算しやすくなります。

しかし、タンパク質の多くをプロテインに
頼ってしまうのは私はお勧めしません。

長くなりましたので、
プロテインになるべく頼らず、
良質なタンパク質を
どうやってとっていくのか、
次は実例とともにご紹介していきます。

続く。


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