フォローしませんか?
シェア
「どうしてこんなこともできないの」 その言葉が刃のように刺さる。 寂しそうな息子の顔を見て、胸の奥がチクチクと痛む。 ごめん。またやってしまった。 間違ったことをしたら、謝る。 謝れば良いという話ではないけれど、 悔い改めるために区切りを付ける。 それから、息子をもう一度抱き締める。 ごめん。 小学一年生の息子は絵が得意だ。 絵心のない自分からすると、 どうしてこうも立体的に書けるのものかと感嘆する。 小学一年生の息子は虫が大好きだ。 虫が苦手な自分からすると、
「やさしさ」と聞いて思い出すことはなんだろう。 ねぇ、優しさってなんだと思う。 渡せないのに貰えたんだ。 そう歌った誰かのひとりごと。 メチャクチャ苦しい壁をぶち壊す勇気とPOWERの源は、 やさしさのせいだったりするんだろうね。 そう歌ったあの人の微笑みの爆弾。 そう、僕が「やさしさ」と聞いて思い出すのは、 小さな火をくべるような、愛する喜びに満ちあふれた、 そんな優しい歌。 僕が「やさしさ」と聞いて思い出すのは、 どうやら歌のことが多いみたい。 そんな「やさしさ