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西城樹里ちゃんのこと

樹里ちゃん、お誕生日おめでとう。

サービス開始からしばらく放置していたシャニマスを真面目にやったら見事にハマってしまったオタクです。
最初は本命をどのアイドルにするか決めかねていたのですが(まじでみんな可愛い)、気が付いたら西城樹里ちゃんにズブズブになっていたので、この機会に西城樹里ちゃんに対して考えたこと、私が思う樹里ちゃんの魅力をまとめていきたいなと思います。
※誕生日に書き始めたら当日中に終わりませんでした。


バスケ部の過去

樹里ちゃんのプロフィールには『(中2までは)バスケ』の表記があり、コミュの中でも何らかのトラブルで癒えない傷となってしまった過去であることが示されています。
試合中に怪我をしてしまったのは間違いなさそうですが、怪我が直接的な原因ではなく、人との交流を避けて過ごしていたような様子から人間関係のトラブルに発展してしまった結果なのかなと思っています。
バスケ一筋だったであろう樹里ちゃんは、バスケを辞めたことで喪失感を抱くようになります。
バスケという突っ走る道を見失って、自分の価値や魅力がわからなくなってしまったのかもしれません。

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【ラムネ色の覚悟】内『痛みの残り香』コミュ。
怪我の手当に慣れている様子の樹里ちゃん。

交友関係

詳しいことは描写されていませんが、朝コミュの内容を見る限りでは樹里ちゃんは親しい友人を持っていないように思えます。
283プロの仲間たちと気さくに話すところからはなかなか想像つかないですが、スカウト当初の口と愛想の悪さを考えると妥当な気もしますね…。
学校での描写もありますが、ふと足を向けてしまった体育館で立ち尽くすような描写のみ。
信頼度Lv.10の台詞から考えると自分から孤立することを望んだのでしょうか。

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朝コミュでいつもは一人屋上でお弁当を食べていることを話す樹里ちゃん。

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信頼度Lv.10の台詞。樹里ちゃんが失くしたもの。

趣味

樹里ちゃんの趣味は洋楽とゲームです。
ゲームジャンルは格闘ゲームとリズムゲームは特に好きなようです。
どっちもゲーセンで出来るものなので、部活辞めてからはちょくちょくゲーセン通いしてたのかなあと思うとニコニコしますね。
格ゲーとリズムゲーはどっちも反復練習で反射を鍛えるゲームなのでコツコツ練習するのが好きな樹里ちゃんにはピッタリです。
個人的な経験則ですが、格闘ゲームが好き(または嫌な顔をしない)な女子は圧倒的に兄持ちが多い(たぶん兄と対戦したことがあるため)ので、ゲームとか洋楽が兄の影響を受けてたりしたら可愛いなあと思ってます。
格ゲーは鉄拳とかストあたりの3Dのやつをやってるイメージがありますね。洋楽好きなら石渡サウンド絶対好きなのでGGもやってほしい。もうやってる?使用キャラ教えて????
音ゲーは何でも出来そうですけど弐寺やってたら変な声出して喜んじゃいますね。

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朝コミュ。私とも対戦してほしい。

ファッション

樹里ちゃんといえばスカウトのきっかけとなった金髪ですね。
染めているとのことで、美容院にも通っているようです。
染めたきっかけについてはわかりませんが、部活を辞めた後だろうなとは察せられますね。
自分なりに変化を求めた結果なのかもしれません。
ところで、樹里ちゃんはファッションには疎いと公言しています。
ショートカットはたぶん動きやすさや手入れのしやすさも含めてのこだわりだとは思うのですが、あの金髪をプリンにならずに保つのは相当の手間が必要です。
美容院は結構な頻度で通うことになるでしょうし、普段の手入れも普通の人以上に気にしなくてはなりません。
ファッションには疎いはずの樹里ちゃんがそこまでして金髪を維持し続けているという事実が、なぜでしょう。私の心をぎゅっと掴んで離さないのです。

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髪を染めている勢の絡み最高なんじゃ~~~~~!!!!!!!

お洋服に関しては、普段の私服はボーイッシュなカジュアル路線で1年目くらいはあまりアクセをつけないシンプルな服装でしたが、2年目以降あたりからはアクセをつけるようになりました。
コミカライズ2巻特典ドラマCDでは、アクセの合わせ方がわからない様子でしたが、その後も色々とファッションの勉強や他アイドルとの交流を通して身に着けるようになったのかもしれません。
あとはスカートやガウチョワンピなんかのボーイッシュではない路線の服も着るようになりましたね。
樹里ちゃんは顔が良くて可愛いので色んな服をいっぱい着てくれ。
とりあえず私が言いたいことはコミカライズ2巻特典ドラマCDは最高なので買え、ということです。

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実は私服レパートリー多めの樹里ちゃん。生足を出すことには初期から抵抗なさそうでとてもいいですね。

機械音痴

もはやネタになっている機械音痴っぷり。
ログインを「ログ…?」と言ってみたり、どうやってスマホ使ってるんだよと言いたくなるレベルですが、部活を辞めて以降、友人と交流するようなことがほとんどなかったために知識を必要とされる機会も覚える機会もなかったのではないかと思います。
チェインが出来てツイスタが出来ないのはたぶん、身内との連絡手段としてチェインの使い方は覚えたけどツイスタは今まで必要とされなかったし興味もなかったからなのかなあと。
283プロはツイスタやるやらないに関しては霧子の例を見るとアイドルの意志を尊重しているようなので、わからないなりにアカウントを作っているのは放クラメンバーに誘われたからなのか、少しでもファンを楽しませるツールを使いたかったからなのか。
どちらにせよ、ツイスタをはじめてくれてありがとう。
ちなみにスマホの初期設定は兄に丸投げしていたら可愛いなと思います。
西城兄絶対イケメンじゃない???????兄妹仲わりといいといいなあと思っています。勝手な願望。
機械音痴のせいでゲーム趣味が「本当に…?」と思われがちですが、買い切りのCSゲーとACゲーなら別にアカウント作らなくても出来るしそういう遊び方をしてるんだと思ってます。
でも、商店街のおっちゃんもスマホの使い方覚えたんだしそろそろハッシュタグのつけ方くらいは覚えてほしいな。

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不定期極稀更新状態の樹里ちゃんアカウントの更新を見ては発狂するオタクになりたい。

283寮

樹里ちゃんは神奈川出身ですが、283プロ所属アイドルになるにあたって寮に引っ越しをしています。
完全な私的イメージの話ではあるんですが、海の近く出身のイメージがある(だって海がめちゃくちゃ似合う)ので通うには事務所が少し遠かったのもあるとは思うんですが、練習が好きな樹里ちゃんとしては少しでも練習時間を設けたかったのと、心機一転の気持ちもあったのかなと。

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海が似合う爽やかアイドル。

ここからは私の想像する283寮の話なんですが、それぞれの個室が2階にあり、玄関、浴場、トイレ、洗面所、食堂、簡易面談室、物置あたりが1階にあって共同という感じかなと思っています。
寮の管理人さんとお手伝いさんがおり、管理と平日朝夕の食事を担当、寮内の清掃、その他管理業務を行っているイメージです。
土日祝の夕食と普段の昼食は各自用意のやつ。
寮母さんがいない、食事は持ち回り説もありますが、私的には管理する(アイドルではない)大人がいないのは怖すぎて絶対に無理です。
女子寮と名がつく建物に何が起こると思いますか?

めちゃくちゃ覗き(下手すると不法侵入)が出没します。

浴場って大抵は1階に作られるし、窓をつけないわけにも行かないので絶対覗こうとする人間がいます。
私も過去に某社の女子寮で似たような生活をしていましたが、覗き騒ぎは本当にしょっちゅう起きてました。
283寮のご近所さんとファンの方々は優しい人達なのでそんなことは起きないと思いたいですし、アイドルが入居する寮なのでそのあたりはしっかりしているとは思うのですが(リアルアイドルの寮生活事情めちゃくちゃ気になりますね…)、防犯の話としても、精神面の話としても、頼ることのできるアイドルではない大人の存在は絶対に必要だと思います。

それはそれとして、早く樹里ちゃんの寮の部屋を公開してくれ!!!!!!
アケコンなかったらプレゼントするから!!!!!!!!

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限定sSSRが発表されましたね。無事に天井したら画像を追加します(…)
※11/30追記 無事に天井しました。

プロデューサーと樹里ちゃん

ナンパか?というスカウト台詞で出会った二人ですが、自分の魅力や方向性に悩む樹里ちゃんを導いたり見守ったりするプロデューサーと、王道路線のアイドルにはなれないけれど、自分らしく楽しんでアイドルをする樹里ちゃんはお互いに感謝しあう関係です。
様々なコミュの最後がお互いへの感謝の言葉で締められます
そんな二人ですが、時としてコミカルな掛け合いをすることもあり、ちょっと抜けてるプロデューサーとからっとしていてノリのいい樹里ちゃんの掛け合いが面白いのが【ラムネ色の覚悟】内コミュの『カフェ・コンフュージョン』。
おすすめ選択肢が「樹里は何を頼んだんだ?」なんですが、サイズを間違えて注文したコーヒーを前に二人で笑い合うところがめちゃくちゃに好きですね。
それはそうと、「フラ…?」とか言ってるあたり、自分の知らないカタカナ語にめちゃくちゃ抵抗あるっぽいですね。おばあちゃんかな?

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『カフェ・コンフュージョン』コミュの1シーン。可愛い。

樹里ちゃんはハロウィンのいたずらで間違えたときも「わざと間違えただろ」とノッてくれるのでとても楽しいですね。
それ、「プロデューサーはアタシを間違えたりしない」って言ってるようなもんってことわかってます…?はい可愛い。
そりゃ、クリスマスプレゼントにバカデカいポップコーンをあげて反応を見たくもなりますよ。

放課後クライマックスガールズと樹里ちゃん

樹里ちゃんは放課後クライマックスガールズのイエローとして活動をしています。
本人はユニット内で自分がどういう役割かを認識していないようですが、実際は舵取り役といった役回りな気がします。
突っ走りすぎないよう調整したりみんなの意見をまとめて折衷案を出す役割ですかね。
最終的なまとめ役は夏葉ですが、調整役が樹里ちゃんという印象です。
最初の合宿イベの時点で仲良さそうな放クラメンバーのことを「友達じゃない」と言っていた【階段の先の君へ】イベは衝撃でしたが、それを踏まえた後の【秋陽のスケッチ】内『帰る場所』コミュはとても沁みます。

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『帰る場所』コミュの1シーン。放クラが樹里ちゃんの居場所。

現行イベ報酬であるちょこ先輩のsSR【茜色セレンディピティ】ではユニット結成当初のちょこ先輩と樹里ちゃんのやり取りも描かれましたが、”友人の夢を代わりに叶えるためにアイドルをしていた”ちょこ先輩と”どうなりたいのか目的も目指す場所もわからないままアイドルをしていた”樹里ちゃんがずっとこうして反省会をしていたのかと思うと胸に来るものがありますね。

ファンと樹里ちゃん

”樹里ちゃんファン”という超有名人。
ネタにされがちですが、樹里ちゃん宛てに来ていたメールのほとんどが「わかる………」という内容なので困りますね。
G.R.A.Dシナリオにて、樹里ちゃんは”アイドルのファン”という存在を改めて認識します。
樹里ちゃんはゲームは好きだけどオタクではないんですよね。
にわかという意味ではなく、キャラに入れ込んだりはしないという意味で。
アイドルになった当初もアイドルのことは興味がないのでよく知らず、可愛くて愛想の良い笑顔を浮かべるTHE王道と呼べるアイドル像しか思い浮かびませんでした。
そのため、”推しが楽しく元気にアイドルをしてくれるだけで幸せ”と感じられる気持ちがよくわからなかったのだと思います。
”アイドルのファン”という存在について理解し、自分のことを応援してくれる存在を「当たり前だとは思いたくないし、思えない」「何か返したい」と言いきる樹里ちゃんがとても眩しくて、頼もしい。
改めてファンと向き合い、みんなの幸せを願う樹里ちゃんに惚れないオタクがいますか?いません。

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こんなん推しアイドルに言われたら泣くに決まってんだろ!!?!!?!?

アイドル"西城樹里"として

上述した通り、樹里ちゃんはアイドルには興味がない、知識もない状態でスカウトを受けました。
スカウトを受けた当時はバスケを辞め、目的も未来のこともわからないまま、全力で挑めるものを探していたのだと思います。
ニコニコ笑う王道のアイドルにならなくていい、アタシらしいアイドルでいい。
そう示されてアイドルの世界を飛び込みましたが、やはりアイドルへの知識がないため笑わないクールなアイドルやボーイッシュなアイドルがイメージ出来ず、周りも王道アイドル路線が圧倒的に多いため方向性に悩むことになります。
そこでプロデューサーから例えばという話で方向性を提示されるのですが、

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W.I.N.Gシナリオ内『輝きの可能性』コミュ。

このどれもが樹里ちゃんの可能性なんですよね。
樹里ちゃんが望めばどんなアイドルにだってなれる。
どの面も”西城樹里”というアイドルの魅力であり個性なんだって。

この後もどんなアイドルになりたいかで悩む描写は続きます。
【曲がり角のランウェイ】では「悩む樹里だからこそ出来ること」が描写されています。

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アイドルになることを決めたそのときから、西城樹里というアイドルは可能性の塊だった。

そこで出てくる可能性の話。それはまさしく『輝きの可能性』の話なんですよ…。
可能性が無限にあるからこそ迷ったり悩んだりしてしまう。
それもまた樹里ちゃんの魅力であり個性なんですよね。
スポーツ好きでボーイッシュな風貌なので思い切りのいい脳筋キャラと勘違いされそうですが、樹里ちゃんは思慮深くて、仕事に対して真剣で向上心があって、反省と改善を忘れない、とても真面目な子なんです。

樹里ちゃんは何か新しいことに挑戦したい、変わりたいという気持ちでアイドルを始めましたが、それと同時に変わることへの不安も抱いていました。
その話が【階段の先の君へ】というイベコミュなんですが、そのときのプロデューサーの台詞がぶっ刺さって抜けなくなったのが樹里ちゃんにドハマりした原因な気がしています。

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【階段の先の君へ】の『鬼は外、福は内』コミュ。

過去があるからこそ現在がある。今までの経験がその人を作っているのです。この話は【曲がり角のランウェイ】コミュの『甘酸リフレクション』でも出て来ます。
樹里ちゃんのりんご飴のに対する酸っぱい思い出を甘い思い出に変えようとするプロデューサーが、樹里ちゃんに「アンタが優しいのは辛かったり苦い思いをしたからなのかよ」と聞かれて答えを誤魔化すんですが、二人とも酸いも甘いも経験してきたからこそ、他人に優しく出来る今があるんですよね。

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りんご飴は酸っぱくて、甘い。

【階段の先の君へ】コミュ最後のタイトルが『追伸、写真を添えて送ります』で、そのイベ報酬である【坂道だらけのこの街で】コミュ最後のタイトルが『色褪せるから、キレイ』なのがもう、見事すぎて駄目でした。


放クラの全力で青春を楽しむ姿と、放課後という夕方の短い時間を思わせる刹那的な印象。一歩一歩未来に近づいている感覚。
その中で、過去や迷いも糧にする術を得て未来を恐れなくなった樹里ちゃんの姿を、この先も追いかけていきたいと思います。

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