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猫の鳴き声とその意味

こんにちは、ねこぱんち名古屋です。

皆さんのおうちの猫ちゃんはおしゃべりですか?それとも無口?
筆者と暮らす(元)オス猫ちゃんはよくしゃべってくれます。
名前を呼ぶとお返事してくれるんです(*^^*)。

飼い主さんの中には猫ちゃんと会話できたらいいなと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
猫ちゃんは鳴き声で我々人間に何を伝えようとしてくれているのか、今回はその理解のヒントになるかもしれないお話をお届けしようと思います!


■猫が鳴く理由

そもそも、野生の猫は無駄に鳴きません。自分の居場所を外敵に察知される可能性があるからです。
猫と暮らしていると「そうなの!?」って思うくらい、意外と猫ちゃんって鳴きませんか?
それは飼い主さんとコミュニケーションをとる為に発達した飼い猫の能力なんです(!!!)
人と暮らすうちに自分の気持ちや要望を伝える必要が出てきたからなんですね。

逆にあまり鳴かない、大人しい猫ちゃんもいるかと思いますが、そんな猫ちゃんの気持ちを汲み取るのは注意が必要になってきます。


■猫の気持ちは鳴き声の大きさ・長さ・高さでわかる

猫の鳴き声の意味を推測するには、鳴き声の高さ大きさなどがヒントになるそうです。
やっぱり猫ちゃんも気持ちを込めて発声するので、その前後の行動、鳴いた時間や場所などでより詳しくその気持ちを推測する事が出来ると考えられます。

ではでは、ここからは

  • どんなシチュエーションで鳴いているのか

  • こんな気持ちのときはどのような声で鳴くのか

など詳しくみていきましょう!

◎甘え・安心・要求の気持ちの鳴き声

声を張ることが少ない猫があえて力を入れて高い声を出すのは、人の気を引こうとしたり、甘えたかったりする気持ちを表現するためだそう。
こんな時の猫ちゃんの気持ちを探っていきましょう。

●はっきりとした高い声の「にゃ~」「にゃーん」
猫を飼っていると特に聞く頻度が多い鳴き声で、飼い主さんに何か要求やおねだりをしているサインです。
フード皿の前で「おなかすいた!ゴハンがほしい!」や、ドアの前で「ここを開けて~」など、鳴くときの場所やシチュエーションで意味は異なります。

●特定の人に向けて高く大きく「ウニャア~」「アオーン」
高く大きい声で特定の人に返事をしたり鳴いたりするのは、その人を信頼している証拠です。
その人に向けての「大好き」「かまって」「甘えたい」という気持ちが抑えられないのかも!?

●のどを鳴らして「ゴロゴロ」「グルルル」
なでられているときなど猫の機嫌がいいときに聞こえる声で、「うれしい」「満足している」という意味があります。
安心感をもっている相手にしかしない鳴き方なので、猫ちゃんとの信頼関係がうまく築けている証拠ともいえますね。


◎あいさつ・返事などコミュニケーションの鳴き声

ふだんと変わらない高くも低くもない高さの声は、平常心に近い気持ちや控えめな主張を表わしているといわれています。
あいさつや返事のときに使われる鳴き声も該当するそうですよ。

●短く小さい声で「ニャッニャッ」「ふにゃふにゃ」
猫の短く小さい発声は飼い主さんや同居猫に向けた、「おはよう」や「調子はどう?」などのちょっとしたあいさつです。
朝起きたときに愛猫が短くリズミカルに鳴くなら、「このあとはゴハンかな~」と、上機嫌な気持ちであいさつにきているのかもしれませんね。

●話しかけられたときに「うにゃ」「にっ」
話しかけたときに短く鳴くのは、「な~に?」と飼い主さんに対してあいづちや返事をしていると考えられます。
比較的社交的な性格の猫や、頭をなでてもらえたなど返事をしたときにうれしい経験をした猫などは、よくこの鳴き方をするようです。


◎興奮・警戒・威嚇の気持ちの鳴き声

●うなるように「ヴー」「マーオ」
のどの奥でうなるような鳴き方は、相手や周囲に対して警戒や警告をしているサインです。
ちょっかいを出してきた相手に、「こっちにくるな!」とけん制しているのでしょう。
体調が悪いときに自分を守るためにこの声を出していることもあるので、体調や様子がおかしくないかなど見極めることも大切です。

●口を大きく開けて「アウアウ」
口を大きく開けて「アウアウ」と鳴くのは、怒ったり強く興奮したりしているサインです。
人の赤ちゃんの声にもよく似ており、発情期を迎えたメス猫がオス猫を誘惑するときにも、このような声を出します。

●毛を逆立てて「フー」「シャー」
毛を逆立てたり、しっぽを大きくふくらませたりしながらこの声を出すのは、警戒や脅威を感じているサイン。
縄張りに侵入した猫や家電などに対して、「嫌い」や「こっちにこないで」と強い威嚇の気持ちが込められています。

●遠くを見つめながら「クルル」「ケケケ」「カカカ」
クラッキング」と呼ばれる猫特有の鳴き声で、窓の外に虫や鳥を見つけるなど、狩猟本能が刺激されたときに出します。
「あそこの獲物を捕まえたいのに捕まえられない!」といった、もどかしい気持ちや葛藤を表しているのだといわれています。


◎不安・不満の気持ちの鳴き声

●扉の前などで長く低い声で「あーお」「にゃおーん」
飼い主さんや家族の姿が見えず不安な気持ちになっているときの鳴き方で、オス猫は太く低く、メス猫は高くのどからふりしぼったような独特の声で鳴きます。
鳴いていればどこかから出てきてくれるのではという期待の表れで、素直に応えていると激しいおねだりにつながる危険性もあります。

●ウンチをしたあとに大きく「ヌォ~ン」
猫がトイレ前後に興奮したように鳴くのは野生時代の名残で、無防備になる排泄時に敵に狙われないかと不安な気持ちになっているのでしょう。
砂で排泄物を隠しても落ち着かなかったり鳴き続けたりする場合は別の要因も考えられるので、日ごろの生活をよく観察し、不安要素を解消してあげましょう。


◎こんな鳴き声のときは注意が必要!

●夜中にうろうろしながら「アオ~ン」と鳴く
若い猫の場合は遊びが足りずに不満がたまっているサインですが、高齢猫の場合は認知症を発症しているおそれがあります。
頻繁に夜中に鳴くようなら、一度動物病院を受診したほうがよいでしょう。避妊が済んでいない猫では、発情の可能性も示唆されます。

●同居猫が亡くなったあとに「ウミャーウミャー」と鳴く
同居猫が亡くなったあとに鳴くのは、同居猫がいなくなったことで生じた部屋のニオイの変化や、飼い主さんの元気のない様子を察して、不安を感じているのかもしれません。
あまりに続くようなら、一度獣医師に相談をしましょう。

そのほか、ふだんどおり体をなでているのにある一定の部分だけ嫌がったり、排泄をしているときに鳴いたりするのは、病気がひそんでいることも考えられます。何か気になる症状がある場合は、早いうちに動物病院へ相談するのがおすすめです。


■まとめ

いかがでしたか。

結論、 “ねこはかわいい” に尽きてしまいます…。
会話は出来ないかもしれないけれど、やっぱり何かは伝えようとしてくれてるんだなと思えます。

その鳴き方が、「ごはんがほしい」のか「遊んでほしい」のか「ドアを開けてほしい」のか、意味についてはその時の状況もみて判断していけば、猫の鳴き声=猫語の理解もだいぶ進むのではないでしょうか。
大事なのはやはりコミュニケーションですね。

参考↓↓↓

https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=13053

P.N 有末悠哉

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