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初めて猫を迎え入れる時に必要な物ーアイテム編ー

こんにちは、ねこぱんち名古屋です。

今回は前回の続きとなります、アイテム編です。
環境作り編を踏まえた上で必要になるものを考えますと…

◆フード、給水器、食器
◆トイレと猫砂、ペットシーツ、猫トイレ用消臭剤
◆ケージ、キャリー
◆キャットタワー
◆爪とぎ、爪切り
◆おもちゃ
◆猫ベッド(寝床になる物)
◆首輪、迷子札、マイクロチップの装着
◆猫用ブラシ、歯磨き用具
◆コロコロ(ロールクリーナー)


……等でしょうか。
では詳しくいきましょう。




◆フード、給水器、食器


前回も申し上げた通り猫にはキャットフードを与えましょう。総合栄養食は所謂カリカリ、ドライフードに多いですが缶詰やパウチのようなウエットフードは水分補給になります(ウエットフードは「一般食」と分類される物が多いです)。
ドライフードは水分が少ないので保存に向きます。ウエットフードは腐りやすいので一日で使い切るようにしましょう。(残ったら捨てます)
かの有名なちゅーるに代表される「オヤツ」は与えすぎに注意して下さい。カロリーの取りすぎによる肥満は様々な病気を引き起こします。

水については常に新鮮なものを与えられるようにしましょう。必ずしも自動の給水器でなくてもかまいません。中には自動の物だと警戒して水を飲まなくなる猫ちゃんもいますので器に新鮮な水が用意してあれば十分です。
ちなみに、フードと水の置き場所は放しておくほうが良いという説もあります。なぜなら、野生の環境下では餌場と水場は別場所にあるから。お家で暮らす猫ちゃんにも、その名残があるという訳ですね。

食器は高台が付いている物、傾きがついている物がベター。猫ちゃんへの負担が少なく、吐き戻しの防止になります。

◆トイレと猫砂、ペットシーツ、猫トイレ用消臭剤


トイレは猫の体長の1.5倍の物を用意します。数は猫の飼育頭数プラス1あるのが理想です。即ち猫ちゃんが2匹いるなら3つ用意するという事ですね。
砂は猫ちゃんの好みの物を用意します。紙タイプ、鉱物タイプなどがあります。

ペットシーツはトイレからはみ出してする事もあるのであると心強いアイテムです。トイレの外に補助的に敷いておく感じと言えば伝わるでしょうか。
また、そのままペットシーツに直接排泄する猫ちゃんもいます。

後は猫の排泄物は正直な話臭います。猫トイレ用消臭剤は必須アイテム。
勉強不足でどんな成分が入っている物がだめなのかはわからないのですが、とりあえずは「猫が舐めても大丈夫」と書いてある物を選ぶようにしています。排泄物を取り除いた後にシュッシュと振り撒きましょう。

◆ケージ、キャリー


ケージは初めて迎える時にはマストアイテム。お留守番、来客時、災害時の為にも慣らしておくと良いでしょう。
知らない所にいきなり連れられてきた猫ちゃんは緊張しています。
部屋の中に放しっぱなしにするより安心できる場所作りの為にお家に慣れるまではケージ暮らしが最善策。
最初はあまり動かないかもしれませんが上下運動出来るよう2段3段の物が良いですね。中にはトイレ、給水器、ベッドを設置してあげるのが基本です。ごはんはその都度。ハンモックなんかも設置してあげると喜びますよ。

キャリーは病院に連れて行くときの必須アイテム。布製のソフトキャリーだと壊す可能性大(実際にうちのにゃんこは壊した実績があります・・・)なのでプラスチック製等のハードキャリーがベター。
ちなみに、動物病院に連れて行くときにはキャリーに入れる前に洗濯ネットに猫ちゃんを入れると大人しくなって扱いやすくなりますよ。獣医さんに診せる時は指示に従いましょう。

◆キャットタワー


猫は上下運動が欠かせない動物です。家の中で高低差が十分とれないようならばキャットタワーを設置しましょう。強度が十分にある物を選ぶように注意して下さい。

◆爪とぎ、爪切り


爪を研ぐのは猫の本能。ですがやはり壁や家具にしてしまうのは困りもの。
防止の意味も込めて専用の爪とぎを設置しましょう。

放っておくと猫ちゃんの爪は伸びるもの。なので定期的に切ってあげる事が必要です。
嫌がる猫ちゃんも多いので小さい頃から爪切りに慣れさせておく事が大切になってきます。
爪切りの種類は色々とあるのですが飼い主さんが持ちやすい物、猫ちゃんが嫌がりにくい物を探していきましょう。

◆おもちゃ

猫はハンター。狩りの疑似行為としての遊びも大好き。
猫ちゃんだけで遊べるタイプの物もありますが飼い主さんとのコミュニケーションが取れるタイプの物もあります。
上手にストレス発散出来るように選びましょう。

猫は持久力がないので遊びの時間は15分ほどで十分です。

ただ注意しなくてはならないのは誤食。ひも状の物や羽根等、食べてしまうと最悪の場合手術が必要に、なんて事態に発展しかねません。
遊びの最中よく観察するか遊ばない時はしっかりと隠しておいて下さい。

◆猫ベッド(寝床になる物)

冬は暖かい素材、夏は涼しい素材の物を用意する事が望ましいですが、なんと用意した所で使ってくれるとは限りません!!それが猫様。
案外段ボールに毛布を敷いただけの物でも使ってくれます。
猫は狭くて暗い場所があると落ち着けるのでドーム型の物を用意してあげても良いでしょう。


◆首輪、迷子札、マイクロチップの装着

首輪をつけるのは苦しそうでかわいそう…そう考える飼い主さんもいらっしゃるでしょう。ですが飼い猫の明示として首輪は必要な物と個人的には考えています。万が一お外に出てしまった、迷子になってしまった時に首輪をしていれば飼い猫であると気付いてもらいやすくなります。今は引っ掛かると外れるタイプのバックルの物が大半ですので事故につながりにくいと思います。

迷子札には猫ちゃんの名前と飼い主さんの連絡先を書いておきます。これも万が一の時の為です。

今はマイクロチップといって獣医さんで装着してもらえる物があります。
猫ちゃんの皮下に埋め込む物なので首輪や迷子札のように外れる心配がありません。
マイクロチップを装着していれば離れ離れになっても再会できる確率が高まると言っても良いでしょう。
詳しくは環境省のホームページをご覧下さい。

https://reg.mc.env.go.jp/owner/microchip_registration_system


◆猫用ブラシ、歯磨き用具

長毛の子だけでなく短毛の子もブラッシングは必要です。
猫は自分で毛を舐めて毛づくろいをするので自分の毛などを飲み込んで毛球症という病気になる可能性があります。
それを防ぐ為にもこまめなブラッシングは欠かせません。
部屋に散る毛も減らせますよ。

ちなみにシャンプーは短毛の子であれば特に必要ありません。
長毛の子の特に汚れがひどい時にするくらいにとどめておくのがいいかと思います。

実は猫ちゃんにも歯磨きは必要です。歯周病になりやすいので予防の為です。口元を触られることすら拒む猫ちゃんも多いので小さい頃から歯磨きに慣れさせる事が望ましいです。
最初は歯磨きペーストを歯に塗るだけでも効果は得られるので十分でしょう。
理想は指にはめるガーゼ、歯ブラシを使っての歯磨きです。


◆コロコロ(ロールクリーナー)

猫との生活で欠かせない物の代表的な物が所謂コロコロ、ロールクリーナーでございます。
毛が抜けるのは仕方ない、そういうものだと認識してください。
なので服についた毛を取るのにコロコロは必需品です。
出掛ける前にさっと出来るよう、玄関先に置いておく事をお勧めします。



と、筆者の独断と偏見による「初めて猫を迎え入れる時に必要な物ーアイテム編ー」をお届けしました。
長くなってしまいましたが参考にしていただけると幸いです。


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