企業のファンづくりに繋がる、カジュアル面談後に求職者様へ取るべきアクション!
🏢<「小磯さんがスカウト送信してくれた方とカジュアル面談をしましたが、とても良い方でした!」
採用支援をしている中で、企業様からいただく嬉しい言葉のうちの1つです。
しかし、よくよく深掘りして聞いてみると、選考に進んでいないのです。
どうしたのか聞くと、
これ、大変もったいないアクションです。
カジュアル面談後にノーアクションのままでいた場合、求職者様から連絡が来ることはほぼないといって良いでしょう。
結局、同タイミングでカジュアル面談を受けていた他の企業様で選考に進み入社を決定する、そんな事態になりかねません。
せっかくのカジュアル面談がもったいないことにならないよう、求職者様の反応を4つに分けて、企業様がとるべきアクションを見ていきましょう。
今回は、企業様が本当にこの方採用したい!と思っている場合に限定して言及します。
では行ってみましょう!🏃♀️
求職者様のパターン別アクション
1. 面談中に「選考に進む意志がある」場合
望ましいアクションとしては、
「カジュアル面談の場で、次回面接日時調整をすること」
です。
カジュアル面談時に「ぜひこの方を採用したい」と感じた場合は、すぐさま選考に進んでほしいと思いますよね。ぜひ次回選考の日程を調整してください。
すでに当たり前に実行されている企業様もいらっしゃるかと思いますが、実際にはちゃんと実行している企業様は多くないと思います。
面談終了後に改めて次回選考担当者の日程を調整し、その後連絡をするケースをよく拝見します。そうなると大体1日以上連絡が遅くなってしまうのではないでしょうか?
「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、まさにその通りで、カジュアル面談時にどれだけ貴社の選考を希望していたとしても次回面接の連絡をする際には、すでに気持ちが変わってしまうことがあるのです。
そのため、カジュアル面談の場で面談の日程調整をしていただくことを強くお勧めします。
2. 貴社の「選考に進むことを検討する」場合
望ましいアクションとしては、
「"面接に進みませんか?"というお礼メールを、即日で送信する」
ことです。
面談後に、次回の選考を希望するかどうかヒアリングしたところ、「検討します」と求職者様から言われるケースがあります。
この場合は、まず本日のお礼メールをお送りしましょう。このお礼メールは、単純に「本日はありがとうございました」だけではなく、求職者様のフィードバックをセットでご連絡しましょう。
内容は実際にお話しした「感想」や「次回選考へのアドバイス」が良いでしょう。この「選考へのアドバイス」とは、自社の選考に進む際の注意点だけではなく、他の企業様を受ける際のアドバイスも加えると親切な企業であるというイメージを与えることができます。
例えば、
少々内容を変更していますが、これは実際に私が選考を受けているタイミングでもらった文章です(笑)
また、このフィードバックはメールでも良いですし、音声でもおすすめです。音声の場合のお礼メールは下記のようなイメージです。
直後にお礼メールをお送りした後、返信がなければ催促のご連絡をすることも検討してください。
メール送信後” 2日 ” 経過したらすぐ、状況確認のご連絡をしていただくことをお勧めしています。
そんなご質問をいただくケースもあるのですが、案外求職者様は選考に進む意思連絡を単純に忘れてしまっているということがあります。
と思われるかもしれません。
その場合は、カジュアル面談時に求職者様が「絶対選考を受けたい!」と感じてくれるくらい貴社の魅力を惜しみなく伝えられたのかを少し振り返っていただくとよいかもしれません。
3. 「転職活動自体を検討する」場合
望ましいアクションとしては、
「3ヶ月後にも連絡をしあえる関係性を作ること」
です。
転職活動自体を検討するという場合、求職者様は、
そんな気持ちすら芽生えている状態に近いかもしれません。
ここでは貴社の魅力を伝えたい気持ちをグッと抑え、求職者様のキャリアの相談に乗ってあげる、これが一番効果的だと思います。
決断したわけではなく検討している段階なのであれば、お電話で相談に乗る、お食事に行ってお話しするなどエージェントさんが実施しているようなことを自社内で実施するのが良いと思います。
大事なことは、気軽に求職者様が連絡をとりやすい相手になるということです。
結果的に「現職に残って頑張ります!」と求職者様が決断した場合でも、3ヶ月後にご連絡すると「やっぱり転職したい・・」と思っている場合もあるのです!
そう考えた時に、求職者の頭に1番最初に思いつくのが貴社である、状態を作っておきましょう。
4. 貴社の選考を辞退する場合
望ましいアクションとしては、
「お礼メールを送ること」
です。
非常にシンプルですが、これは求職者様に対して行うアクションです。
一方、貴社内でやるべきことは3点あります。
1点目は、求職者様とお会いするまでの過程において問題がなかったかどうか振り返りをされると良いと思います。
(bの「貴社を受けることを検討する場合」の振り返りよりもさらに深い振り返りが必要です!)
色々振り返ってみると、案外もっと拘って対応すべきだった点がみえてくる場合があります。
2点目、振り返りが済んだ後はSNSでの繋がりをもつことです。最近ではTwitterやFacebookだけでなく、ビジネスSNSとしてLinkedinやYOUTRUSTも主流になってきました。求職者様が主に利用しているSNSどれか1つでも構いませんのでフォローすることをお勧めします。
今後、転職意欲が高まったり、何か環境の変化が起こったタイミングですぐにご連絡ができる状態にするためです。
最後3点目として、タレントプール / ポテンシャルプールへの追加を忘れずに対応することをお勧めします。
👇ポテンシャルプールって?となった方は是非下記ブログをご覧ください!
最後に
では最後に、おさらいです。
是非、皆さん実践してみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?