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ー僕たちは小さな点だードット道東という法人をつくりました。

「ドット道東」という一般社団法人を設立しました。(公式プレスリリースはコチラ
この法人は道東各地に散らばり、それぞれ自分の暮らす地域で活動しながら、結びついたローカルプレイヤーの集団です。

それぞれの地域で根を張って活動しているフリーランスの集合体だからこその情報やネットワークがぼくらの最大の武器です。
道東の中でさまざまなプレイヤーや事業者と結びついていくことで、今後さらに大きなコミュニティをつくっていきます。

ローカルでのクリエイターは人材が限られることから、専門領域に関係ない「なんでも屋」に陥ってしまいがちです。
専門性を欠く中でさらに時間や予算も少なく、成果が出しづらい現状がありました。

ドット道東では広げていくコミュニティの中で、適切なクリエイターをアサイン。
案件に応じたプロジェクトチームをつくることで、それぞれの地域の情報と専門領域をフルに活かして、これまで難しかった規模のクオリティとアウトプットをつくっていきたいと考えています。

ドット道東をそんな受け皿として、それぞれの地域で孤立しがちだったローカルプレイヤーを繋ぎ、道東でチャレンジできる人を増やしていきます。

繋いでいく小さな点(ドット)が線となり、面(ドメイン=道東)に。

そんな思いを込め、ドット道東という名前をつけました。

クリエイティブはイケてるクリエイターで、いつか絶対一緒に仕事したいと思っていた北日本広告社の荒水悠太くん・佐藤翔悟くんにお願いしました。

ふわふわした抽象的な話から、志にも共感してくれて形にしてくれました。本当ありがとう!!!イケてるぜ・・・

道東誘致大作戦からこれまで

と、前置きが長くなりましたが、勢いで「えいや!」と設立までこぎつけたこのドット道東。
当初からこのような形を目指していたわけでもなく、手本もメンターもモデルもスポンサーもいない、いつも通りのDIY。

これまでがむしゃらに自分たちが進んできた先にたどり着いた結果でした。

思えば昨年3月、この法人を立ち上げるきっかけとなった「道東誘致大作戦」というプロジェクトも、先行きがわからない中、手探りと勢いで始まったことでした。

得手不得手は関係なく、やったことがなくてもお金がなくても、目の前のことをどうやってクリアするのか。

いつだってそんなチャレンジをひたすら続けてきた日々だった気がします。

地域をまたぎ、道東を繋げるきっかけにしようと、道東各地で活躍している同世代のプレイヤーと企画した道東誘致大作戦。

これまで、それぞれの地域で活動する中で閉そく感や限界をどこかで感じていました。
初めてプロジェクトをともにする中、もがきながらもそんな不安を突破しようと必死でした。

全然カッコよくなくて、カッコつけてできなくて。それでもなんとかやり通すために無様でも、うまくできなくてもころがり続けてきました。

そんなことを続けていたら、この一年でさまざま人と出会い、繋がり、少なくない人が応援してくれて、ぼくたちだけではつくれなかった広がりがうまれました。

道東誘致大作戦のゲストとして来てくれた方がその後何度も道東を訪れてくれたり、

記事にしていただいたり、

ぼくたちを北海道の外に呼んでくれたり、

ど平日に合宿してみたり.........(?)

5人からはじまったプロジェクトは、たった一年でどんどんとそのコミュニティを広げ、道東各地で仲間や協力してくれる方と出会うことができました。
道東という行政区でもない概念が少しずつ繋がっていく感覚を、この一年応援してくださった方にも少しは伝わっているかもしれません。

「僕たちは一人一人が小さな点だ」

道東はとても広いです。
それぞれが暮らす街は分断され横断的な繋がりがうまれにくいことを強く感じています。

もしも自分の暮らす街だけで寂しさや物足りなさを感じることがあれば、少しだけ離れた街にそれを埋めてくれる人が、楽しめる場所が、関わりたくなることがあるかもしれません。

道東という抽象的な概念だからその輪郭をつくっていくことが、これから先この土地で暮らすことを、より豊かに楽しくしていくことだとぼくは思っています。

ぼくらはこの一年間で一緒にプロジェクトを繰り返し、時に(常に?)片道数時間かかるような道のりを行き来しながら、関係性を築いてきました。

それぞれの街で活動していたことが、広い地域で繋がり始めた時、共に活動できる仲間が増えました。

1人だけではできなかったこと、やりたいと思って諦めていたこと。

道東という概念が今よりもっと、くっきりと形になった時、そんなことが今よりも実現しやすい未来になっていると嬉しいです。

道東の中で繋がりあうぼくらは、小さな点(ドット)です。

無数に散らばる小さな点を増やし、線を結ぶ。新たな点がうまれるチャレンジがしやすい環境をつくる。

道東の小さな点を繋ぎ面にする、ドット道東という法人をつくりました。

【ボードメンバー所信表明エントリ】


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