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薬擬漫画*パキvsばるたん

傍観者のストラとゾロフトがいるよ

パキシルとジェイゾロフトのキャラデザが固まり始めたので、ばるたんも動かすがてら漫画を描きました。
ストラについては過去記事で書いたので、3人について少し話していきます。

サインバルタ(デュロキセチン)
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)と呼ばれる、抗うつ薬のひとつです。開発経緯や構造的にはストラテラの弟にあたります。
とても人懐こい性格なので所謂愛され気質で世渡り上手です。ただそそっかしい一面もあるので、ストラはひやひやしながら眺めています。
また、抗うつ薬として開発されたサインバルタですが、近年では痛み止めとしても効果を期待できるとして整形外科などでも処方されているようです。マルチな子ですねぇ。

パキシル(パロキセチン)
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害)と呼ばれる、一般的な抗うつ薬のひとつです。サインバルタと効果が似ていますが、SSRIはセロトニンのみ、SNRIはセロトニンとノルアドレナリンに反応するという違いがあります。
パキシルはSSRIの中で最強と謳われており、そのためか彼自身も女王様のような振る舞いです。さらにそれを周りは「おっ、またキレてんな!」と彼の個性として認めてますから、特に衝突はないようです。まぁ言い換えれば放置なので、果たしてこれを平和と呼んでいいのか。

ジェイゾロフト(セルトラリン)
パキシルと同じく、SSRIのひとつです。名前は本来「ゾロフト」ですが、日本では大人の事情で他の薬と判別が付きやすいよう、Japanの「J」を頭につけたこの名前で呼ばれています。
先程のパキシルとは真逆で、とても穏やかな薬です。効果はしっかり残しつつ、副作用も目立たない、よくできた貴公子です。上品な見た目に反して腕っ節が強く、お姫様抱っこが得意なため、収拾つかなくなったパキシルを彼が回収することもしばしばあります。


こんなもんですね。初の漫画投稿でしたが、やっぱ漫画の方が関係性とか見やすいし、これからも増やしていきたいです。

それでは皆様、お大事に〜!

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