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6/18 初めて競馬場に行って「ユニコーンS」を観戦

2023年6月18日、人生で初めて競馬場に行った。
去年頃から競馬に興味を持ち始めて、毎週日曜日に「みんなのKEIBA」を観るようになった。
いつか競馬場で生のレースを観戦してみたいなあとぼんやり思っていたら、気づけば1年も経っており、7月からオフシーズンということで突発的に近場の東京競馬場に行ってみた。

京王線「府中競馬正門前駅」を降りてすぐ目の前に、
金ピカの馬の像と巨大な競馬場が見えた!この時点でテンションがぶちあがってしまい、入り口前で売っていた競馬新聞「馬サブロー(550円)」を勢いで購入するも見方が全くわからない。

駅前の金ピカ馬。古来より存在する「アハルテケ」という馬種らしい。

本日のメインレースはユニコーンステークス(GIII)ダート1600mが行われるとのこと。
ダート馬を多数輩出する出世レースらしいけど、何もわからずにノコノコとやってきたド素人なので、どの馬が有望なのか全くわからない。
初心者はとりあえず1番人気の馬、「ペリエール」の馬券を買えばいいんだろうけど、それでは自分の意志がなくあまり面白くないと思ってしまい、
ネーミングセンスが面白いという理由だけで「オマツリオトコ」という牡の黒い馬の馬券を単勝100円を買った。

その後レースが始まるまで、パドックを観に行って初めて見るサラブレッド馬のかっこよさと美しさ、ジョッキーの体つきの細さにびっくりしたり、
併設されている博物館で競馬法や名馬の戦歴やトロフィー、競馬の歴史をみっちり叩き込まれ、オグリキャップがぶっ壊れでバカ強い、という感想しか出てこないほど脳みそが馬まみれになりパンクしてしまった。

昔の馬券。めちゃくちゃ可愛いしグッズ化してほしい!
オグリキャップのぬいぐるみと勝負服。本物!

脳内が馬まみれになったところで、レースが始まる 15時40分になった。
観客席最前列まで行くと、一面の美しい芝と巨大なスクリーン「ターフビジョン」にレース前の馬の様子が映し出されていた。
ずっとテレビでしか観たことがなかった光景を目の前にして感動していたところ、すぐにレースが始まった!オマツリオトコはなんと出遅れしてしまい、人気上位層の馬たちはどんどん先頭に行ってしまった。
ハラハラしながらターフビジョンを観ていると、馬の走るドドドドドという音が近づき、後ろのおっさんたちも大騒ぎ!
来るぞ来るぞと思っていたら、あっという間に15頭の馬たちが轟音とともに目の前を通り過ぎてしまった。速すぎる……!
そして事前予想通り、1番人気のぺリエールが3馬身の差をつけて圧勝してしまった。
オマツリオトコは中盤から伸びたものの、結果は6着と入賞を逃してしまった。私の購入した馬券はただの小さい紙になってしまった。

馬券と全く読めない競馬新聞をカバンに入れて、落胆した顔だらけの満員電車に乗って帰宅した。
残念ながら馬券は当たらなかったけど、間近で観る競馬の迫力や走る馬の美しさ、観客の大歓声(おっさんの野次)の盛り上がりっぷりが本当に楽しかった!
次回のシーズン開始時にまた東京競馬場に来ようと思う。

初めて勝った記念すべき馬券。レース後ただの紙になった。


最後に観戦したレースの動画を張ってみた。
改めて観ると、ペリエールが圧倒的に強すぎる。
レース前に近くにいた少年が、「水の名前みたい」と笑っていたので釣られて笑いそうになったがこんなに強い馬だったとは……。
オマツリオトコ、お疲れ様でした!今回はまだ前夜祭だね!!


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