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どうぶつの森の博物館のこと。⑤

○です。前回の続きです。

勝手に続けてきたこの投稿も一旦閉めようと思います。

番外編もやりますが、、、

さて、今日はどうぶつの森の博物館がクオリティが高いと言われる理由を、自分なりに考えていこうと思います。

・結局は、、、

結論から言うと、

映えスポットの増加

…ってことにあると思います。

InstagramがSNSの主軸となった今、おしゃれな空間、景色は需要が高くなりました。
どうぶつの森というゲームもシリーズごとに、日々進化が続いています。

そこで、どうぶつの森もおしゃれニーズを取り入れました。
どのようにニーズに応えるシステムを取り入れたのでしょう。


・写真撮影

今作のどうぶつの森では、写真を撮る要素に結構重きを置いていると思います。

その理由として、日々のデイリーミッションに写真を撮る項目があるのと、写真撮影スタジオが作中に出てくること、そしてSNSに撮った写真を投稿できるという点があるからです。

それぞれ解説していきます。

今作では「マイル」という、いわゆる仮想通貨のようなものが登場します。それを貯めることができるのが、デイリーミッションです。

「マイル」は。ストーリー上でも使うことが多々あるため、結構必要になってきます。その「マイル」を稼ぐ手段の一つに、写真撮影の項目があります。

写真をいっぱい撮ればいいことあるよ。ってことです。

写真撮影スタジオは、パニエルというヒッピーのような犬が運営しています。自分の生活する無人島とは別の場所にあり、飛行機でパニエルの島まで行くことで利用することができます。

そこでは、今まで手に入れた家具を並べたり、無人島でともに暮らすどうぶつ達を呼んで、服を着せかえてファッションショーなんかをすることができます。

アップデートにおいて、ジューンブライトの期間に、夫婦のウェディング会場を作って写真撮影するイベントがあったため、今後さらに写真撮影をする機会が増えてくるかもしれません。

ちなみに、この投稿の第一回のサムネは、この撮影スタジオで実際にぼくが撮影したものです。

そして写真投稿。実際に撮った写真をSNSに投稿することができます。投稿する際には、自動的にどうぶつの森のタグも一緒につく仕様になっており、どうぶつの森で撮った写真だよと、一目でわかるようにしてくれています。

実は今作の写真機能は、写るんです風にしたり、映画のワンシーン風にできたりと、なかなか機能が充実しています。

試しに自分の島の住民であるロボくんを、それっぽく撮影してみました。ぼく自身のセンスは察してください。

これらの機能やら仕様から、任天堂の方々がいっぱい写真を撮ってくれるよう促してくれていることがわかります。


・映えスポットとしての博物館

でも写真を撮るなら、もっとセンスのあるような、おしゃれな映えスポットで写真を撮りたいですよね。

しかし島には多くの映えスポットがあるものの、時間や気候、島の景観や構造など、映える写真を撮るためには多くの壁に阻まれます。

そこで、常におしゃれな、映える写真を撮れるスポットとして、博物館の内装は手の込まれたものになったのではないかと、ぼくは考察します。

海中トンネルや、植物園のような展示室。

このような現在の館園の映えるような箇所を参考にして、博物館はクオリティを高めていったのではないでしょうか。

さらに、博物館などの館園には、写真撮影不可のような場所もあります。ですが、現実で写真が撮れないような場所も、このどうぶつの森では写真が撮れるのです。

そんな願いをかなえてくれるという面もあります。

写真を撮るための映えスポットとして、内装のクオリティを高め進化していった博物館。逆に内装のクオリティを高めた結果、映えスポットになったという考察もできますが、ぼくは前者の気持ちです。


・さいごに

どうぶつの森が、現実の博物館や水族館などの館園に与えた影響はとても大きいと思います。

今作の博物館を目の当たりにして、こんな場所に行ってみたい!って思う人は多いのではないでしょうか。

最終的に映える内装が、プレイヤーの心をわしづかみにしたと結論づけました。

この結論になるには、博物館の内装のクオリティが相当高くないと無理です。

どうぶつの森のユーザーには様々な年齢層、多くの国々の人がいますが、誰もをうならせたこの博物館の内装の作り込みは本当にすごいと思います。

個人的には、床下空調を再現してるだけでも、相当作り込みがすごいと思います。

さてこの投稿では、ほかにも展示物や設備、学芸員や改善点の観点から博物館を考察しました。

これらを考察したのは、ぼくなりに現実と比較して、今作の博物館の現実的再現度を見てみたかったからです。

だれもが目を引く展示はすごいです。
しかし学芸員の大変さの再現度はあまり表現されておらず、だれもそれを気にしません。

この素晴らしい博物館をつくるための努力を知ってもらいたいって気持ちがぼくにはありました。

このどうぶつの森の博物館をみて、近くの博物館や水族館に行きたい!って思うひと。
この機会に、どうやって博物館が成り立っているか。どんなことをしているかを、改めて知ってみてください。
すごいところ、大変そうなところ。いっぱいあると思います。

それを踏まえて、博物館を訪ねてみてください。
きっと、博物館がもっと好きになります。

はやく博物館に行ける日常が戻ってこないかなあ。





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