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福音の手紙⑥ー救われた私に与えられた祝福と権威ー

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☆はじめて読む方へ☆
「福音の手紙」は全8回のnote記事です。たまたまここに辿りついた方はぜひ、こちらのリンクより第1回目から読んでいただければと思います✨

イエス様を、人生の主人として心に受け入れた私たちには、すばらしい祝福と、おどろくべき権威が与えられています。

救われた私たちは、必ずこの霊的な事実を知って、味わわなければいけません。

なぜならサタンは、神様によって定められた、地獄に行くべきその日まで、活動を続けているからです。

サタンは、私たちに与えられている祝福を、決してうばうことはできません。

しかし、私たちが祝福を味わえないように、失敗するように、巧妙にだましてくるのです。

自分に与えられた祝福と権威を知って味わい、神様への感謝と賛美をささげるクリスチャンに対して、サタンは決して、手出しをすることができないのです。

それでは、聖書のみことばと一緒に、見ていきましょう。

救われた私に与えられた祝福と権威

①神様の子ども

『しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。』(ヨハネの福音書1章12節)

神の子どもとされる、「資格」ではなく、「特権」だと言われました。

神様は、ご自分の子どもとされたあなたを、最善のもので満たしてくださり、いつも愛し、まもり、養ってくださるのです。

②聖霊の導き

『わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもう一人の助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。』(ヨハネの福音書14章16節)

イエス様を心にむかえたその時、神様の御霊である『聖霊』が、あなたの内に入られ、一生涯あなたを正しい方向へと導かれます。

いつでも、自分の考えではなく、聖霊が導いてくださることを祈り求めながら進むとき、私たちは自分では想像もできないような、神様のみわざを見るようになるのです。

③祈りの答え

『あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。』(ヨハネの福音書16章24節)

今までも、何かに祈ったことがあるかと思いますが、これからはただ、イエス・キリストの御名(みな)によって祈ってください。

祈りの最後に、『イエス・キリストの御名によって、アーメン』と言えば良いのです。

アーメンとは「その通りになると信じます」という意味です。

神様のみこころにかなった祈りをするなら、必ずそのとおりの答えが与えられます。

しかし、あなたを創られ、あなたの全てを知っておられる全知全能の神様は、時としてあなたの願い通りではなく、それどころか、それよりはるかによい答えを与えてくださいます。

もしかしたら、それはあなたにとっては、喜ばしくないことであるかもしれません。

けれども神様は、そのときのあなたにとって最善であるものを、必ず与えてくださるのです。

④暗やみの力を退ける

『確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。』(ルカの福音書10章19節)

サタンの権威を踏み砕いて、まことの王となられたキリストが、今あなたの内におられるのです。

暗やみとは、サタンと、そのしもべである悪霊たちの存在そのものです。サタンはいずれ、キリストによって地獄にとじこめられるべき存在ですから、キリストの名の前に、完全にひざまずきます。

この霊的な事実をよく覚えて、あなたがサタンから攻撃を受けるときには、

「イエス・キリストの御名によって命じる。サタンよ、退け」と宣言しなければいけません。

このとき、暗やみはあなたの前から退き、あなたには平安が与えられます。

⑤御使いの助け

『御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるため遣わされたのではありませんか。』(へブル人への手紙1章14節)

御使いは、神様の「みことばの声に聞き従い、みことばを行う力ある勇士たち」(詩編103:20)です。

キリストの御名によって「御使いを遣わしてお守りください」と祈るとき、神様は必ず御使いを遣わして、私たちをサタンの手から完全に守ってくださいます。

⑥天の国籍、永遠のいのち

『けれども、私たちの国籍は天にあります。』(ピリピ人への手紙3章20節)

これまでは、サタンの支配する国の中にとらわれていた私たちでしたから、どんなに良いことをしても、どんなに栄えても、滅びの背景をもって生きてきました。

キリストを受け入れた今、永遠のいのちを与えられて、死後に天国に行くだけではなく、この世においても、天国の祝福を味わいながら生きていけるのです。

⑦世界福音化

『イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」』(マタイの福音書28章18-20節)

祝福の中の祝福は、キリストの弟子として、キリストを宣べ伝える者となることです。

これは、自分の力で行うのではありません。

あなたの中で主ご自身が働かれて、主の力によって、今度はあなたがこの福音を伝える者となる、という約束です。

あなたがこの福音によって受けた祝福を、本当に味わうことができたとき、主はあなたを通して、あなたの家庭を、家系を、地域を、そして国までも、福音でいやし、生かしてくださいます。

祝福は、目には見えません。したがって、誰にも奪われることはありません。

あなたに与えられている、素晴らしい祝福を味わい、感謝に満たされて生きること、それが、クリスチャンの信仰生活なのです。(つづく)

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