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CybozuDaysで人生変わる?そんなことあるの?

 ありました!(出オチ)  ・・・あったんですけど、noteを書こうといろいろ振り返ってみたら思っていたよりも、参加しただけで人生変わった!ではありませんでした。自分を振り返る意味でも記録しておきます。ちなみにきっかけはkintoneエバンジェリスト 松田さんのこちらのエントリー👇

どんな背景で参加したの?

 埼玉県で製造業の会社で、電気設計の管理職をしています。アラフォーでkintoneやCybozuDaysに出会いました。
 とはいえ、2018年初めにkintoneを導入して色々アプリを作ったりしたものの上手く行かず、2019年にはライセンスも数十から最小の5まで減り、また他業務や仕事環境の交渉事も上手く行かず、上司との関係もピリピリしていました。2018にも申し込んたのですが、出張と丸かぶり➡キャンセルしてからの2019年初参加です。
 蜘蛛の糸を掴む・・・ほど切羽詰まってはいなかったかもしれませんが、今振り返ると、あんまり明るくない状況に見えますね。

どうやって出張を勝ち取ったの?

 地理的に関東圏なので幕張は日帰りできる距離、業界の展示会でたまに出張していることもあり、割とハードルは低めでした。イベント申し込んで日程は押さえた上で、出張書類を持って上司に相談。イベントに行くのは決めていましたが、あくまで『相談』しに行きます。

 1. kintone事例の発表会で他社事例やサービスの動向を知りたい
 2. 管理職なのでマネジメント論やチーム構築のセミナーも有用である
 3. 社内の情報共有にも課題があるので、そこも見たい
 
 自分の立ち位置と会社の要求、個人的に希望する内容を織り交ぜつつ、1日は有給で参加するという譲歩もしてみました。それくらいの方が気楽に参加できるので、という自分なりの着地点でもあります。当時を振り返ってみると、ちゃんと上司にも感謝してた!

2019年のテーマ『モンスターへの挑戦状』

 CybozuDays参加の前に上司とバチバチやりあっていたので、どうやって(モンスター)上司や上層部、業務改善に協力的ではない勢力に挑戦状を叩きつけて、どうやって戦えばいいんだろう?的な考えで参加しました。
 蓋を開けてみれば『モンスター』は上司ではなく同僚でもなく、それらが複雑に絡み合って実態が無いシルエットが作り出すもの、というお話でした

 『…なるほど?とすると、一緒に働く人の中に敵はいないんだ…』

と腑に落ちたとき、ふっと肩の重みが軽くなりました!脳天気と思われるかもしれませんが、会社の中で自分に明確な敵意を向けてくる人はいなかったし、自分が見えていないだけで仕事をしていない人もそうそういない。自分の無理解・思い込みを『モンスター』の一言で片づけてたけど、もっと深堀してみたら問題の本当の姿が見えてくるんじゃないの?と考えるようになりました。僕の中では画期的な意識の転換点でした。あとまた聞きしないで、当事者・関係者にちゃんと話を聞いたら、ちゃんと事情があって業務改善をやる・やらないを決めているんだなぁと。

どう変わった?(1)コミュニティに関わるようになった

 セッション『kintone Café in Cybozu Days もう独りで悩まない「繋がるユーザーの輪」』に参加して、kintonecafé東京を知り、即申込み参加して、『みんな悩んでいるんだなぁ、僕だけじゃない、その悩みわかる~、その手があったか!』と頷いているうちにコミュニティの輪に加わり、そのお陰で縁に恵まれ、孤独なkintone管理者から脱出できました。まぁ厳密には社内では1人管理者のままですが、孤独を感じることは無いです。だってコミュニティは人との繋がり。たくさんの仲間・友達がいるんですから!100人力ですよ!💪
 コミュニティでは自分から発信・動いた方が得るものも多い、というのも良い循環を生んでいる土壌だと思います。CybozuDays2020に参加したときはオンラインもオフラインも地続きだなぁとも感じましたね。リアルで初めて会う人も初めてな気が全くしませんでした。

どう変わった?(2)『学びを得る力』が育った

 以前であれば『凄い人』を見ると、
   『自分はああいう凄い人には慣れないなぁ、残念だなぁ😥』
で終わっていたのですが、じゃあその人になりたいのか?どこを凄い・羨ましいと思ったのか?自分の行動に取り入れられるところはないか?やる必要があるか?など切り分けて考えられるようになりました(とはいえ徐々に、ですが)。今は競う相手じゃなくて仲間で師匠。凄いと思える人が近い距離感にいるkintoneコミュニティは本当にかけがえのないものと感謝しています。
 なお、サイボウズ社長室フェロー野水さんのセッション(『管理職にはないたくない?!40台になったらやるべき、スペシャリストのチーム構築塾』)あたりから、アラフォーの自分、管理職の自分で共感を意識したら学びが進んだ気がします。さらにイベント内容をtwitterでアウトプットも意識するようになりました。


どう変わった?(3)心理的安全性が高まった(奥さん談)

 前よりも素直にダメ出ししても機嫌が悪くなるようなことが減った、らしいです。悪いところの指摘も『うんそうだよね。確かに』『言ってくれてありがとう』と笑って共感&感謝できるようになりましたね。以前はダメ出しすると不機嫌な顔をするので遠慮してたそうです。
 にしても『胡散臭うさんくさメガネ』はヒドい🤣


どう変わった?(4)無理をしなくなりました

 以前であれば、『なんて無駄な仕事の仕方をしてるんだ、けしからん、業務改善するべき!』と、無駄に敵対することになってしまっていました。今思うと思い上がりも甚だしいのですが、その部署・場所の事情をちゃんと汲めてないし、そこを押し付けてしまっては、今まで失敗してきた他のシステムや、やり方と同じになってしまいます。不満やモチベーションが醸成されるまで『機を待つ』ことができるようになりました。
 コダワリも変わりました。以前であれば『とにかくkintone』だったのが、今はExcelも紙も、使えるモノで適したモノはなんでも使う姿勢で取り組んでいます。『なかじさんに相談するとなんでもkintoneにされちゃうんでしょ?』と過去の自分に苦しめられている感もありあますが、そこは丁寧に解きほぐしていってます。

どう変わった?(5)10月から新しい部署に異動します

 『いつ転職したいって言い始めるんだろう?』って奥さんはドキドキしてたみたいですが、この度社内転職という形で実を結ぶことになりました。kintoneやITツールを武器にして業務改善に関わる部署です。自分も熱意を持ってアピールしてましたが、推してくれた上司や同僚、受け入れてくれた部署の度量の広さのおかげです。
 ふと落ち着いて自分の居場所を再確認したら、会社に必要なことと自分のやりたいことに重なってる部分がある。なんだかんだ言って周囲の理解も得られそう。だったら全部捨てないで事情が分かってるこの場所でもっと色々やってみることは自分のためにもなるんじゃないの?という意識に変わってきました。

本当にそんなに変わったの?🤔

 異動に際し、身辺整理(?)ということで昔のノートや手帳を見直していたのですが、やっていることや考えていること、僕という人間の根っこの部分はそんなに変わって無いみたいです。自分や周囲の反応からはすごく変わったなぁと思っていたのですが、変わったのはあくまで取り組み方関わり方であって、過去から積み上げてきたものが「100人いたら100通りの働き方」があってよいというCybozuの風土と、kintoneという業務改善事例を共有するCybozuDaysというきっかけに出会って、
        自分が良い方向にアップデート⤴出来た
という方が今の実感に近いかもしれません。

 『100人100通り』なだけあって、CybozuDaysはバラエティに富んでいます。気づきのきっかけになるものもゴロゴロ転がっています。会社を利用できる人はうまく利用して参加してみてほしいし、参加が難しい人にも少しでも空気感が伝わるように今年もtwitter実況する予定です!
自分は自分のままでも、もっと仕事も人生も楽しめる!

大丈夫、ほぼ2年続いているよ!👍
アウトプットしたおかげで振り返れているんだなぁ(しみじみ)

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