やっぱりWindowsのタッチはしんどい
大学生活が始まり、環境に新しいPCを導入した。大学用パソコンとしているわけだが、久々の(まともな)Windowsノートであり、初のタッチ対応Windowsマシンでもある。
使い始めてまもなく2週間が立つが徐々に使い方にも慣れてきたが不満がでてきた。
これまでにもタッチデバイスを使ってきたことはある。例えばiPhoneやiPadもそうだし、DSや3DSもタッチデバイスとしていいだろう。ただその中に「パソコン」というのはなかった。すべてがスマホやタブレット、ポータブルゲーム機でタッチ操作が前提のソフトウェアだったし。今回が初めてのタッチ対応パソコンとなるわけだがやはり慣れがいる。
これは私の完全なる持論だが、Windows 10はタッチで使うよりもマウスやペンのようなポインティングデバイスで使ったほうが数百倍使いやすい。WindowsはWindows 95から使っているが、ずっとマウスで操作してきたことが原因だろう。何が問題かってボタンが小さいうえジェスチャがわかりにくい。
Windowsははるか昔からマウスで操作するのが前提に開発されてきた。実際、Windowsの使用頻度ではマウスの方がタッチより数倍多いと思う。というか、どうしてもデスクトップでWindowsを使おうとすると、Surface Studioなどの例外を除いてタッチでは使えない。実際、長年Windowsを使っていても、タッチでWindowsを使ったことがないというユーザーもある程度多いはずだ。私もついこないだまでは10年以上、幼き頃からWindowsを使っていて初めてタッチを使った。
そんな私だからだろうかタッチには相当の慣れが必要と感じている。
Windowsでのタッチについていくつかの問題点を上げる。
まずソフトによってジェスチャの定義が異なる。基本的に瞬間的なタップが左クリック扱い・長押しが右クリック扱いになるというものに統一されている。ただしクリックにおける長押しが別の操作に割り当てられている場合、完全にソフトがタッチに対応しきれていない場合、意図したものとは異なる挙動をすることがある。これは、タッチ操作が前提のiOS/Androidではまず起こり得ない話で、ポインティング操作が前提だったWindowsならではの問題なので、正直仕方のない話だと思う。
あと、Windowsのエクスプローラーなどはタッチで長押し場合(右クリック操作)した場合、マウスで右クリックしたときよりも大きなボタンでメニューを表示することができる。次の画像を例に上げる。
先程、全体的にボタンが小さいことをWindowsをタッチ操作する上で欠点と申し上げたが、対策されていないことはなく、この通りWindows 10ではタッチ操作でメニューを開いたとき実は大きなボタンになる。これは非常にありがたい。同様にOfficeソフトも同様な感じになっている。実際にはOfficeはiPad版のUIを逆輸入したようでExcelはiPadと似た操作感を得ることができる。
一方、タッチ操作には対応しているのにも関わらずボタンが小せいソフトも存在する。例を上げるとGoogle Chromeがそれだ。
こちらは、Chromeのメニューである。画像をこの部分だけ切り取った関係上大きく見えるが、タッチで開いてもポインティングで開いてもボタンの大きさは変わらない。誤タッチが多発してしまっている。
これはMicrosoftがどうこうする問題というよりかは、ソフトウェアの対応になるだろう
ただ、タッチのいいところは手書きがしやすいことが挙げられる。上の画像はたった今、ペン・タッチ・トラックパッド・マウスで書いた「錦」という字である。字が汚いことは別にしといてもはやトラップパッドとマウスは無理がある感じた。タッチはまだ使える。
その他、スクロール・ズームなどはやはりスマホと同じように操作できるのでタッチがないとマウス・キーボード操作になる部分においては嬉しい。
つまり何が言いたかったかというと、タッチ操作は排斥するのではなく、ポインティングデバイスやキーボードと一緒に使うのが理想であるが、タッチ操作のみになってしまうとしんどいものがあるというものだった。
ただ、まだ2週間しか使ってないので、もっと便利な方法や問題を解決できる機能が備わってるかもしれないので要検証ということで、この記事を〆させていただくことにする。
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Photo:ぱくたそ様