ただの映画感想『THE FIRST SLAM DUNK』
★★★★☆
素直に良い作品だと言いたい。あまのじゃくなわたしだから、これまで観ないで来たのだけど、家族で観ようということになり、観た。きっと面白いんだろうなと言う期待はあった。漫画のスラムダンクはド*世代だから、映画化に少しの不安はあったが。その一抹の不安を井上雄彦先生は見事に振り払ってくれた。第一印象はプレイの動きが滑らかだなということ。NBAが好きでよく見るが、遜色ない迫力と技のスムースさだった。妻が「まるで本当の試合のよう」と言っていたのも納得。宮城リョータが主人公ってことだけは知っていたが、要所でそれぞれのキャラクターに焦点を当てていて、そのさじ加減が絶妙だった。やはり全員が主人公になれる物語だ。ラストの桜木花道がブザービーターを決めるまでの『最後の12秒』は漫画で味わった感動を超えた。娘は鑑賞後「花道が主役じゃないのかよっ」と言ってましたが、DVD購入させていただきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?