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【なかがわよしのの61曲カヴァー企画】「Scentless Apprentice」ニルヴァーナ

「気が狂ってしまいたい」がオバタの口癖で、鬱病。ベビースターラーメンつまんでいる場合じゃなかった、缶チューハイ。アルコール中毒で人生破滅の危機だったのだ。「今ならまだ間に合う」と主治医に言われて、オバタは反省の弁を口にしたが、その夜には酩酊。いろんな人を裏切っていると知りながら、やめられないとまらない、カルビーかっぱえびせんだったらどんなに良かったか。

その晩、気が狂うことを選んだ。わけがわからなくなって、すべて理解できなくなればいいじゃん!て自分勝手な。かと言って借りた猟銃で自殺する勇気もなかった。弾は装填されていなかったから、そういう危険性があると認識されていた。

カート・コバーンみたいに死んで伝説になる人物はごく一部。全部が全部神話みたいにはならない。オバタはそのことに気づいてなくてお気の毒。「迷惑なだけなんだよ」と言ってくれる人は一人もいない。だから死んでも悲しむ人は誰もいないのかも。

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https://open.spotify.com/playlist/5rB5QR6w01DrYgGc8klsln?si=LIeuWnfoTW2zE-il6s7jDQ

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