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🇪🇸チームメイトの話


自己紹介
中川海(なかがわかい)
99年生まれ。
大学卒業後スペインバスクにてプロサッカー選手を目指している。
23歳アマチュアサッカー選手。


今日は僕が所属するスペイン6部カテゴリーの
チームメイトとの日常を書いていこうと思う。


挨拶


スペイン語で挨拶は

HolaやBuenos dias 、Buenas tardesが主流。

その他にネイティブは

Que tal〇〇? や Que pasa〇〇? と言った言葉を使っている。
※○○には名前を入れる。

また自分のいるバスク地方にはバスク語というものがあるため

Aupa という挨拶がある。


チームメイトにはバスク出身ではない選手もいる。

そう言った選手はHola

バスク出身の選手はAupaを使うことが多い。


自分も最近になって色々な挨拶を使い分けれるようになった。笑


自分がバスク語で挨拶した時

チームメイトは盛り上がっていた。


そしてBien!と褒めてくれた笑

もしかしたら小馬鹿にされてたのかもしれないけど

スルーされるよりは全然マシだから


素直に喜んだ笑


そして、彼らは自分に対して

もう一つの挨拶を使ってくる。


それが、

"Kai Nakagawa"

いや、それ俺のフルネームやん。笑


初めのうちは

一人の選手が面白がって言ってただけだったが

徐々に浸透してきて

今では1/3くらいの選手が言ってくるようになった。


自分は割とそれを気に入っている。



指示


海外生活のあるあるとして

簡単な日本語を教えてあげるっていうのは

鉄板だと思う。


実際に自分もチームメイトに○○は日本語で何ていうの?

って結構質問される。


サッカー用語には

日本語で表現できないものもあるから

その時はちょっと悩むけど

彼らが日本でプレーすることなんてほぼないだろうから

考えすぎずに何となくで教えたりしてる。


彼らが1番初めに覚えた日本語は


"右、左、後、前"

教えた時はその日の練習でずっと口ずさんでいた。笑

TRの合間には何だっけ?って何回も確認してきて

流石に練習に集中しろと思ったが


その学ぶ姿勢は自分も真似するべきだと感じた。


そして、プレシーズンの試合中に

こんな出来事があった、


自分に対してスペイン語で指示をしてくる味方。

指示は理解はできていたが


指示通りに守ることができなかった。


すると


次のプレーの時に


" Kai Jidari " (かい、ひだり)という指示が笑笑

※スペイン語はHを発音しないのでJにしました。


まさかの日本語での指示

思わずその選手の方を二度見した。笑


するとその選手はドヤ顔でウインク😉


まだスペインに来て間もない自分のために

逆に日本語を覚えてくれて

実際に使ってくれる

その選手の寛大な心にちょっと感動した。


3ヶ月が経った今

その選手は俺にスペイン語を早く覚えろとめっちゃ要求してくるけど笑笑


自分が"poco a poco" (少しずつ)

と答えると

彼は"No, rapido" ダメ、早くだ!

と言ってくるが


そういうやり取りが出来ることも

チームの一員になれた感じがして

嬉しい。


自分のスペイン挑戦はまだまだ始まったばかりだが

その選手がビックリするくらいスペイン語を流暢に話せるようになるのが

今の目標かな。


ファイヤー!


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