禁煙の話

 このご時世に20代の喫煙者というのは少数派なのでしょう。愛飲しているのは、ショートホープの6mgです。喫煙量は、最初は1日に3本程度だったのが、気が付けは一箱相当の10本になっていました。
 
 私は、大学卒業後に吸い始めたというおそらく珍しい部類の人間です。初めての就職先は、喫煙者の割合がとてつもなく高く、吸わない方が珍しいくらいでした。そのようななかで、仕事をしていたので、コミュニケーションの一環として自ずと喫煙者になっていました。コミュニケーションには、喫煙そのものよりも、喫煙所で同じ時間を過ごすという、ある種の共犯意識のようなものが役に立っていた気がします。

 しかしながら、春からは別の職場に移ることになっているのに加えて、30手前であること、親族に癌を患った人が多くいることを踏まえて禁煙することにしました。これまでも、チャレンジしたものの長続きしなかったので、ネット上という公の空間で宣言することにしました。心理学的には、ある種の宣言をすることは、目標達成の動機付けに役に立つらしいです。

 今日から、ここで小まめに報告して禁煙を成功させようと思います。

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