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箱根駅伝が近づいてくると・・・

学生時代に何故「箱根駅伝」を特別に感じるのか?
考えてみたけど、競技面ではあまり明確な答えを持ち合わせていなかった。
(ヘッダーは:左/日本インカレ:3年、右上/箱根、右下:不明(笑))

区間もここに確定!とか、絶対このタイムで走るぞ!

とか、なくて・・・

「勝負していく」中で、競り勝ちたいというイメージがあったくらい。

大体において、自分が競技をやっていた間は「記録より勝負」だったので、特に箱根駅伝は「記録」に関する意識は低かった。

となると、チームにとっての合言葉は「箱根駅伝!」だとしても、競技者としての身体はそこまでの感覚でピークを合わせていこうとはしていなかった。

私の場合、4年間優勝争い(そのうち2度総合優勝、1度往路優勝)に関わるチームになったので、箱根駅伝前は特に雰囲気が違いました。独特の緊張感が出てくる、という感じで。

ですが、競技面では特に2年、3年、4年は自分の調整を指示されていたので、チーム全体で一緒に調整をしていくイメージではなかったです。

まあ、通常通りと言いますか。。。
割と普段のトレーニング、調整もある程度は任せて頂いていたので、意外に思われることもありますが、「自由度」は結構高めでした。


ただ、思い返しても、箱根駅伝は開催時期が・・・

1月2日、3日なので、この時期、そろそろ冬休みに入る段階で、周りが楽しそうに「冬の予定」を語り合っている時に、こちらは「箱根駅伝頑張ってね!」という声を多く聞くわけですよ。

冬休みの予定も、クリスマスもお正月もなく、淡々と調整していくわけですね。夏休みなどと違い、テレビを付けたらクリスマスだ、正月だというシーンばかり。

ですので、身体の調整は通常通り淡々とやっていけば良いけど、気持ちの調整は「通常」とは言えないんですよね。

あえて「情報遮断」するか、テンションを妙な上げ方にならないよう気を付けるとか。

そういった内面の変化が「特別」だったのが箱根駅伝でした。
あと、ウエイトコントロールには苦しみました。

もし、開催時期が違ったら・・・

あれだけの人が「特別な目」で箱根駅伝を観戦してくれないかもしれないし、学生たちにとっても「特別感」は下がるかもしれない。

箱根駅伝の人気は様々な要因が重なり合って成立している。

本当に、そう強く感じますね。

さあ、いよいよ近づいてきました・・・

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