見出し画像

この瞬間に賭ける!

日頃、学生たちを"指導する"機会が多いので、心がけていることを一つ。
もちろん、自分の人生においても、こうやって書くことも同じものが根底にあります。

"この瞬間"というのは二度と戻ってはこない。

ありきたりなようですが、自分が競技者→指導者としてキャリアを重ねるうえで一番感じるのは、「中高大社」全ての期間において、1年ごとに卒業生や新入生、退部や移籍が生じるので、チームというのは一定の形を保たず、一人の影響は微細なようで、しかし大きな影響を持っていて、「同じ形のチーム」「今、この瞬間のチーム」は二度と戻ってはこないこと。

そう、感じてきました。

なので、「このチームで出来る最高の形」を心がけて競技をしてきました。

指導者としても同じです。

それに加え、進学や就職もそうですし、実業団でも2チーム、指導者としても大学で2チーム目となり、全く異なる環境、メンバーに移る機会もありました。

学生の指導でも、今、目の前に居る学生との出会いと付き合いは長いようで短い。卒業後も関係は続くかもしれませんが、やはり形は変わっていく。

ランニングアドバイザーとしても、ご相談ご依頼頂ける方々の「この瞬間」は巻き戻しできない。

ならば、この瞬間に思い残すことがないよう、伝え漏れがないよう、後回しにしないように、と考えています。忘れてしまうかもしれないし、機会がもう巡ってこない可能性もあるので。

こうやって書くこと、記していくことも同じです。
読書だってそう。

言い残すことが出来るだけないよう、考え付いたときはどんどん書きたい。
自分の中にある何かは出来るだけ形に表したい。
二度と読むことがない本も沢山ある中で、感謝し、手に取りたい。

長期的に色々考え、タイミングを測り、効果的に・・・
というのも解るけど、以上のような「瞬間に対する想い」が伝わることも大切ではないか、と考えます。

自分はそういったことを重視して取り組んで行く方を選んでいます。

いつもご訪問、お読み頂きありがとうございます。 すき(ハートマーク)を押して頂いたり、コメントやSNS等にシェア、サポート頂けると励みになります。サポート、応援頂いた分は必ず、活動する中でみなさんにお返しして行くことが出来ると思います。今後もお付き合いを宜しくお願い致します。