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好きな「詩」

詩とは言っても、ここに「歌詞」を含むか、エッセイと詩の違いはどこにあるか?

と、問われるとちょっと解りません。そのあたりは専門家に聞いていただければ幸いです。

「歌詞」にも好きなものは多くあります。単独で面白いものもありますし、やはり曲に乗せて「歌」となるから良いモノもあります。

今回は好きな「詩」をご紹介します。

曹操「短歌行」

 【白文・書き下し文】
 対酒当歌 酒に対してまさに歌うべし
 人生幾何 人生いくばくぞ
 譬如朝露 たとえば朝露のごとし
 去日苦多 去りゆく日は苦多し
 慨当以慷 概して当にもって慷すべし
 幽思難忘 幽思し忘れ難く
 何以解憂 何を以てか憂いを解かん
 唯有杜康 唯杜と康あるのみ

酒に向かって歌おうじゃないか。
人生はいつまでも続かない。
たとえるなら朝露のようなもんさ。
過ぎ去ってゆく日がどれほど多いことか。
思いが高ぶってどうにかなってしまいそうだ。
憂いに沈む気持ちを忘れることは難しい。
どうすればこの気持ちを解きほぐすことができるのか。
ただ酒を飲むのみだよ。
サケコイ~酒の漢詩」さんより引用

三国志の英雄、曹操。なんとなく、英雄の気概を感じる詩です。

みなさんが馴染みのある詩は「唐詩」の方が多いかもしれません。

李白、杜甫・・・ビジネスマンが泣いた「唐詩」一〇〇選 祥伝社新書/佐久協

中国の名詩101 [ 井波律子 ]』などもお勧めです。

他にも曹植の人材に関する詩や様々なものがあるのですが、今回はこれだけを引き出します。


現代詩と言えば良いのでしょうか?

ちょくちょく読むのが谷川俊太郎さん、銀色夏生さんです。

何が、どこが良いかと聞かれても困りますし、説明できる語彙を持っていません。( 「谷川俊太郎詩選集 1【電子書籍】」「 詩集 風は君に属するか【電子書籍】[ 銀色 夏生 ]」)

良さを感じ取る、という表現しか出来ないのですが、何となく「ハマる」感じを受けます。

最近、noteでは文坂ノエさんの文章が好きですね。

穏やかな気持ちで読める感じ。1日のあちらこちらへと差し挟むと活力が湧いてくるという感じですかね。

寺山修司さんのポケットに名言を【電子書籍】[ 寺山 修司 ]ではないですが、スマホで読めるnoteや詩を持ち歩くと元気が出たり、気持ちを落ち着かせたり、切り替えられたり。

そういった「いいこと」が沢山あるかもしれません。

是非、詩に触れてみては如何でしょうか?

そして独自でも良いので、ちょっとした想いを読み上げるような感じで「詩」の創作にチャレンジしてみては如何でしょう??




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