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「スポーツ」note

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スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう…
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2020年3月の記事一覧

囲碁から学び、ランニングを考える:棋譜って知ってますか?

囲碁や将棋には棋譜というものがあります。その対局において打った手をきちんと記して残すんですよね。たとえひどい負け方をしても、棋譜を残した=プロセス、ログをきちっと取ってあとで振り返り課題を見付けたり検討することも出来ます。 最近はネット対局やAIとの対局も棋譜が残るので便利ですよね。プロ棋士は勝敗もさることながらこの棋譜を残し、いま居る棋士や愛好家にシェアし、後世にも残すという役割を担っているんですよね。 アマはあくまで趣味、自分の為に残すのですが、プロはそこが人の為であ

生涯スポーツを考察する2~スポーツとの出会い、触れ方、体験~

中学高校でもそうですが、この段階で「体育」の意識、心身を鍛えることにばかり着目した取り組み、活動はその運動やスポーツ、文化活動に嫌な思い出、苦手意識を作り出すことも大いに考えられます。 そうではなくてどんな人でも生涯にわたり身体活動に、文化活動に親しめるようにする為にもこの時期の触れ方、体験の仕方を厳しくするのではなく、楽しめるように工夫し、広く豊富に体験できるような仕組みや場つくり、大人の意識を持つことが大切だと思います。 競技スポーツと生涯スポーツを融合させた若い競技

囲碁やランニングはコミュニケーションツールでもある

もちろん健康や娯楽でもありますし、教育や鍛錬に活用するもの、仕事、ビジネスでもあると思いますが、なぜわざわざ碁会所やコミュニティ、クラブチームが必要かを考えてみましょう。 囲碁を1人で打つのはちょっと寂しいです。AIの進化により対戦相手は欠かないですが、やはり人と打ちたくなります。そして人と打つにも便利なオンラインという方法があります。 ここまではランニングも同じで1人で走ってる状態と似てますね。ただそれだけでは寂しい感じもしてきます。誰かにアドバイスや指導を受ける為に集

坂への意識を良いものにしちゃおう

ランナーで上りの方が平地より速いという人は多分居ないと思います。どれだけ得意だとしても、ロスが少なくとも平地よりタイムは落ちるはず。 スキルを高め、上りを鍛えまくっても限界はあると思います。 ある意味でその特性を活かし心身の鍛錬に活用することも多いでしょう。 上りに強いと言ってもあくまで相対的な話で他のランナーとの比較ですよね。 どうやってもロスは生じます。 ただ大抵のマラソンや駅伝などのロードを走る上で完全なフラットコースはあり得ないくらいで、普通は起伏が含まれま

キッズと遊ぼう

ランニングは一緒に遊ぶという感じではないですが、共に汗をかき、子供たちの成長を感じ取れる運動になりますね。 もちろん自身が鍛練を怠っていれば子供の成長より、自分の衰えを痛感する羽目になりますが・・・ 昨日はサッカーを、最近は囲碁も教えたり、一緒に取り組んだりし始めました。 ただ遊ぶのも良いけど、子供の成長に合わせて自分も上手になるような意識を持っておくと長く付き合っていけますし、貢献出来ますよね。 その辺がランニングから見た視点です。 子供たちだけで遊ばせるのはリス

スロージョグを役立てる

ゆっくり楽しく走ること。「スロー」の基準をタイムで表そうとすると難しいんですよね。あくまで感覚的な言葉。そしてこの感覚的な言葉だからこそ個別性に耐えられるんですよね。 自分が学生時代はこのスローは時に5'/kmペースを切っていたかもしれません。時には6'/kmの時もあったでしょう。疲労の具合や調子によって決まっていたと思います。 中長期的には5'/km切をずっと続けていたからこそ慢性疲労状態に陥ったのかもしれませんが、ペースよりも距離の踏み方、あと一歩を常に超えるようにす

新しいトレーニングに取り組むと今までの経験をそのまま適用はできない

ランニング歴及びコーチ歴が幾ら長かろうと豊富であろうと、新しい理論やトレーニングを導入すると以前からの経験や感覚をそのまま適用することは出来ません。 そこで得た効果や受けるダメージ、影響もその都度データや観察などを経て判断する必要があります。 だからといってはあれですが、そういった1から新たなチャレンジをしていくのを面倒がって昔からのデータや経験をベースに何年も同じことを繰り返す人も居ます。 トレーニングは続けていくことで伸びていく、力が付く面もあるので気付き難いですが

強くなりたいという想いと

本日もこういうポップを頂きました。ありがとうございます❗ こういった仕掛けは励みになるのですが、毎回狙って取りたいと考えると辛いですよね。ビューを増やす、影響力を高める、プロとして、仕事として何かに繋げていく。 そういう目標と数字やこういった指標を重ねると明快だけどしんどい面もあります。 勉強もそうですが、やらなきゃいけないこと、やっておかないと地力が付かず後々しんどいことがあります。 大人はそれを解っているから「ある程度」は子供の気持ちを押さえ込んででも勉強や宿題を

体力と疲労の関係:身体の効率化から考える

体力、スタミナを付けたいならとにもかくにも日常の活動量を上げていくことからですよね。でも上げた分、疲労も大きくなる訳で。だからいきなり運動をハードに取り入れると疲労が一気に高まりケガや不調の原因、急性疲労を引き起こすことさえありえます。 徐々に引き上げていくのが大事。それと疲労回復をセットに組み込みましょう。運動する→疲労回復時間を取る→やや日常生活の活動量がダウンする、ということも考えられるので、まずは日常生活の活動量を把握し、疲労回復とセットで次の打ち手を考えたいですよ

囲碁とランニング:シビアな勝負の行方を分けるのは

ほんの些細なミス、流れが変わったかのような分水嶺があったりしますよね。その時に明確に「あっ!?」となる場合もあるけど、あとから考えてみたら「あの時」ということもよくあることで。 ランニングにおいては逆転したりすれば「あの時」という考え方しか出来ず、その瞬間に明確に「敗着」を味わっていては勝てるものも勝てないんですよね。しぶとく逆転を狙い続ける、次善の目標を目指して切り替えて走るのが最良です。 そこが囲碁とは違うんですよね。 もちろん囲碁でも逆転はあり得ますが、明確に敗着

囲碁とランニング:苦境をどう凌ぐか

先日の東京マラソンは凄いレースでした。やはり1番の話題は大迫選手の逆転での日本記録更新。4位進出でしたね。その中で注目したのは中盤での1度先頭集団から置いていかれてからの再浮上。トップに追い付くことは無かったですが、先頭争いから脱落してきた選手を捕えて浮上しました。 正直レースを観ていると厳しい状態だったと思います。前方に居た井上選手もペースが落ちてから差が思うように付かず、大迫選手の粘り勝ちのような形でしたが、苦境だったことに間違いはありません。 その時にふとこういった

昔、記念Tシャツとかタオルを買ってたなー

陸上競技の大会ではよく記念Tシャツやらタオルが会場で売っていたりします。買ったことありますか? 自分は確か全日中では買った気がするなあ。 時には大会記念Tシャツや、遠征先のお土産Tシャツ、面白Tシャツなども買うことはあったけど。 スゴく良い思い出になるんですよね。 他にもクラブやチームでのお揃いTシャツやユニフォーム、グッズ。そういうのはスゴく仲間意識が持てたりして楽しいんですよね。 KRCでもTシャツを作ったり、ユニフォームを作ったりしました。それらを着用頂けるだ