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「スポーツ」note

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スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう…
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2018年4月の記事一覧

『プレッシャーに打ち勝つ 7つの方程式』ドン・グリーン

アスリートのみならずみなさんも日頃から「プレッシャー」と戦うこと、付き合うことって多いですよね。打ち勝とうとまでは思わずとも「負け」たくはないですよね。 そういう方にヒントとなれば嬉しい1冊です。 プレッシャーに打ち勝つ7つの方程式 小学館文庫/D.グリーン(著者),富永和子(著者) p47 決意を持てない人々には、わたしが<成功の意志>と呼ぶものがない。これはわれわれを駆り立てる<モチベーション>とは違う。われわれを引っ張る外側からのプレッシャーが生む力だ。(中略)成

筋疲労と内臓疲労

みなさんが「疲れた!」と感じる時は大抵「全身疲労」だと思います。活動とストレスにさらされた結果「疲労」する。 アスリートや運動をしている人が最も感じ易いのは「筋疲労」でしょうね。筋トレをした時は特に、何時もより速いスピードで走ったり、レース出場したり、起伏を走ったり「筋肉痛」を味わうこともあるでしょう。 これがある意味快感で(笑)なんていう感じで運動継続理由になっている人もよく見かけます。 ★ さて少々厄介なのが「内臓疲労」。これは暴飲暴食をしているならすぐさまある程

日本版NCAA:具体的な動きをウォッチ

少しずつ浸透、普及してきているでしょうか?「日本版NCAA」。大元は2018年度中の創立を目指すという話しですが、年度末、2019年3月あたりが目途になりそうですね。 そろそろこの「日本版NCAA」も呼称を検討して頂きたいところですけど、ジャパンでいけば「JCAA」となる感じですね。このまま日本版NCAAで押し通すのでしょうか?? さて、この日本版NCAAは2018年度中に設立を目指してとありましたが、文中では来春となっています。2019年3月辺りを目途と考えてよいでしょ

流れ

陸上競技に長年関わってきて、そして囲碁にもそうですが「流れ」というものを感じます。もちろんほとんどの方にも人生において「流れ」というようなものを感じることはあるかもしれません。 自分でコントロール出来そうなでも出来なさそうな、そんなもの。どうにか手繰り寄せよう自分のものにしようとしつつ、でも思い通りに行かないもの。一度は掴んだように感じつつ、でもあっという間に再び手元から離れて行ってしまうもの。 まあ「流れ」を作るのは"水"か"空気"だとすれば掴もうと思ってもつかめないの

続・流れ

徒然なるままに書こうと思いましたが、この「徒然」も「流れ」を表しています。思い浮かぶ限り。その「思考の流れ」。 前回はレースなどの「本番中」の流れを扱いました。「勝負運」を引き寄せる。そして今回はトレーニングの流れ、年間計画などの流れを扱います。 練習時にも「行動の流れ」を途絶えさせないよう仕組みづくりをします。これは強豪校ほど顕著です。年間計画に関しても故障や体調不良を極端に嫌がるのもこの「流れ」が途絶えたり、変更することを嫌がるわけですね。 創り出した「流れ」が変わ

全身の緊張状態

多くの人が一度は「リラックス!」という言葉を聞いたことがあると思います。意としては緊張している時などに声を掛け、余計な力を抜きましょうというもの。 これも多くの人がご存知の通り「持ってる力を充分に発揮する為には身体はリラックスしている状態が良い」「無駄に力を籠めない方が良い」ということを示唆しています。 解っていてもどうしてもいざという時に力がはいっちゃうんですよね・・・ ★ この前提である「無駄な力が入っていない状態」はそのまま「全身状態が良好か」という問いにも繋が

やっぱり「呼吸」は大切

何を当たり前のことを!? そう思われるますよね(笑)でも実際に私もそうですが、みなさんも「ヒトは呼吸をして生きている」ということが当たり前すぎて忘れっちゃってることって多いですよ。 結構何事も「呼吸の調整」で改善することは多いです。 ケガや病気を招く時も、呼吸に関わる事は多いと言われます。気付けば息を止めもしくは浅い呼吸を繰り返し、全身状態を悪くする。 ★ ランニングでもウォーキングでもそうですが、運動の良い所はその「呼吸」を思い出すことです。もちろん呼吸法そのもの

難しい「チーム文化」の垣根とは?

最近は「情報共有」が盛んに言われていますね。共有が為されなければそれは「チーム」とは言えないし、せっかくのデータや情報、体験・経験、ノウハウを共有し、皆で役立てよう。 これは当然「正しい」と思います。 ★ 一人一人へのフィードバックだけを行うなら「チーム」は不要で、例えばアスリート支援として寮を立てたりする必要は無く、個人個人が「プロコーチ」と契約を結べば良いと思います。 ここに「チーム文化」という意外な垣根が障壁となることもあります。 例えばその共有自体を嫌がる人

影響力とはなんだろか?

昨日えとみほさんとしおたんさんのツイートを拝見し「影響力とは?」を考察、記したいと思いました。 時系列としてはしおたんさんの方が前ですね。でもお二方のニュアンスはちょっと違うし、「影響力」のお話だとえとみほさんのツイートで考えたことなので順番はこうします。 ★ この「影響力」をドラゴンボールのスカウターのごとく「数値化」することも出来ない訳ではありません。フォロワー数やインプレッション、エンゲージメント率、いいなやスキされた比率やリツイ&シェア、コメントや引用数・・・

向かい風の中を突き進む感じとは?

ランナーにとって「強敵」なのは己のコンディションなど内的要因ですが、外的要因として暑さ寒さと同じくらいかそれ以上に嫌がられるのが「風」です。 いわゆる短距離:スプリント、フィールドでは競技自体が成立しない(公認記録ではなく「追い風参考」というものがあります)場合もあり、あまり歓迎されないですね。 中長距離種目にはそういった観点はないですが、やはりその気象条件に記録は大いに左右されます。 ★ 駅伝やマラソンなど河川敷でレースがあったら相当辛い。往きが向かい風なら復りは追

監督と選手:その関係とは?

皆さんの中にあるイメージはどんな感じですか?昔で言えば監督という存在は絶対で動かしようのない絶大的な威厳を持っているイメージでしょうか? しかし時は移り、現代でもそのような仰ぎ見るような存在も居られますが、ほとんどがそのような感じではなく、選手との関係もフラットになりつつあります。 昔で言う師と弟子というのも減ってきていますよね。 もちろんこれが絶対的という訳ではありません。 一般企業でも昔は社長が絶大なる権力者であり、今もそうである企業もあるでしょう。しかし多くの企

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思い出の記憶の仕方?

みなさん思い出をどう記憶している教えてください。動画のような映像が浮かびますか?それとも写真のように1枚切り抜いた形?まさか文字!? 私の場合は写真のように1枚切り取った形で記憶しています。それだとどうもリアリティがないというか、アルバムなどから記憶しているのを自分の記憶に取り違えているような、記憶の上書きをしているような。 曖昧な気分になりますよね。 学生時代はかろうじて動画的に思い浮かぶこともあるけど、それ以前はどんどん画像になっている感じです。 ★ これってみ

セカンドキャリアを考える:サードキャリア?

我がnoteで一番読んで頂いているのが「セカンドキャリア」について書いたものです。どちらかというと「現役」時にどう考えるか?取り組むか?またその時点で周囲の保護者や支援者、指導者がどう選手をサポート、構築していくかに主眼を置いた感じになっていると思います。 ★ 今回こちらの方のnoteを読んでふと思ったことがあります。 先ず1つには直接アスリートやチームと関わらない人でもセカンドキャリア問題に取り組み支援、解決することが出来るということ。 端的には「セカンドキャリア」

箱根駅伝初出場と全日本大学駅伝予選会の相関関係はあるか?

印象としては箱根駅伝初出場を決めるチームは少なくとも6月における全日本大学駅伝予選会には出場しており、1万mにおいてそれなりの記録をチームとして叩き出す必要があることから、相関関係は強いのではないかと仮説を立てました。 逆に言えば、全日本予選会不出場で箱根駅伝初出場を決めるパターンはあったのか?も浮き彫りになるのではないでしょうか?

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