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初日のアウトストラングル 8月限 実践

2021年7月9日 15時半頃に「アウトストラングルデータ2021」のPDFを最新データに更新しております。
8月限のPUT売り価格とCALL売り価格を記載しておりますので、本マガジンを購入された方はご確認下さい。

※完全版マガジンの中にPDFへのリンクがありますのでそこから確認して下さい。

本記事ではこのデータをもとに、7/9のナイト(17時頃)のプレミアム終値から参考例を記載していきます。

ただし、あくまでトレードはご自分の判断で焦らずじっくりお願い致します。今回始めて「初日のアウトストラングル作戦」を実践される方は、しっかりマガジン内の記事を読んでいただいてから実践してくださいね。

2021.7.9時点の留意点ですが、7/8、7/9の急落によりIVの値も急騰、非常にボラティリティの高い状況となりました。数日前までかなりボラティリティが低下しており、オプション売り戦略に厳しい展開だったので危惧していましたが、ここに来て売りに優位な状況になってきています。

が、それは言い換えればジェットコースター相場だと言うこと。
特に暴落でのPUT側プレミアムの急騰に注意しなければいけませんが、SQ日の7/9に大きく下落しており、6/25の戻り高値29174円から、7/9のザラバ安値27419円まで1755円の下げ幅を演じています。

そして既にSQ日の7/9の後場に急激に戻すなど無茶苦茶な動きとなってきており、今回ご紹介する時点でのオプションプレミアムも、皆様がご覧になる日、時間によって大きく異なっていると思います。

当然値動きが大きくなっていますので、あまり欲をかかずしっかりとLC設定をして臨んで下さい。今回は急激な戻りの可能性もあるので、CALL売りとて一瞬に焼かれる可能性があります。

建てて数日で片方がロスカットになった場合、熱くなってすぐ売り直さず少し相場が落ち着くのを待って建てて下さい。
さらに反対側はもしかしたら半額くらいになってるかも知れません。
25円以上利益が出ているなら同時にしっかりと利確して、再度落ち着いたらCALLとPUTを売り直すようにしましょう。

その際はもうある程度日数が進んでいると思うので、ご自身で安心だろうと思う価格帯のCALLとPUTを売って、しっかりとLC設定してください。

こういうボラティリティが高くて上下に荒れる相場では、片方をロスカットした場合、もう片方の利益を伸ばそうと粘りがちなんですが、大抵逆に動いてしまって大きく利益が出ていた方が結果的に薄利ないし含み損になってしまいます。

LCで40円損失確定しても、逆で25円利益確定できれば、15円のマイナスです。この程度なら再度落ち着いてから上下を売り直せば十分その月でプラスにできますので、くれぐれも焦ったり欲をかいたりしないようにしましょう。

一番マズイのは、片方がLCされて、もう片方を伸ばすつもりが行って来いとなってそのもう片方の利益が飛ぶことです。

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