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6/19 日経225オプション考察

今日はまた下ヒゲが結構出ての陰線、昨日と同じような動きになりましたね。このような動きが続けば、オプションの売りが利益出しやすい相場になるのですが、まだまだ高いVIXもあって売りを入れる場合はしっかりとロスカットを設定してくださいね。

私はCALL売りのヘッジのCALL買いを、昨日の夜の高いところで一旦逃げておいて祈るように寝たのですが、一旦は成功しましたw
ただまだ上に跳ねる可能性もすごくあって、売りで取るのには勇気がいります。一方でPUT買いは全然意味をなさず、ここが含み損になっていて結局まだ利益を取れていない状況・・・なかなか難しいです。。

というわけで、今日もチャートから見ていきましょう。

【移動平均 日足】

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https://www.tradingview.com/x/dbtBRntF/

今日は一旦5MAを割る300円安となってこのままズルっといくのかと思ったのですが、また後場から日銀買い支えを期待するかのような戻しでの十字陰線となりました。
これによりギリギリ5MAの上を維持、なんとか下落トレンドへの転換を耐え、結局日柄のレンジ調整になるのかなという形になってきました。ここからは5MAと上がってくる25MAと横ばいの200MAが接近してきます。その水準が心理的節目の22000円どころとなってきており、下はこの辺が直近のメドかなあと思います。

一方で上は23200円の直近高値を抜けるかどうか。ここで上を叩かれてしまうと結局ダブルトップになるので、上を目指すなら何か買い材料となるヘッドラインで23200円を超えていく必要があります。
なお、パラボリックは陰転したままですので、これも上値が重そうな印象を受けます。

【一目均衡 日足】

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https://www.tradingview.com/x/LyczAO6q/

今日も一目を見ておきます。
ただ昨日と特に大きく形は変わっていないので、引き続き転換線の上を維持できるかどうか。もしくは転換線と基準線の間でレンジに入るのか。レンジの場合は、丁度この転換線と基準線の幅になっており、22500円と21500円の間で上下しそうな雰囲気がありますね。

で、一目の雲上限と基準線がぶつかる日は大体7月10日あたり。レンジになるとしたら、その辺までゴニョゴニョする可能性はありますね。

もう一つ、MACDは相変わらず陰転でヒストグラムの幅も小さいながらも維持しているので、パラボリック同様上値が重い感じがします。

【海外大口 オプション7月限手口】

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<CALL>
今日は昨日と同じような建玉を1つ行使価格を下げただけの形になっています。
C23000が307枚売り決済され、C22500は234枚売り決済されました。一方でC23250が110枚買い越しですが、少しづつポジションを下げてきていることが分かります。
未だC22500が3000枚以上買い越しで積まれてますので、23200円のダブルトップを取りにいく形は十分ありそうです。

ただ全体的には商いは少なめ。まだまだ各社様子見というかんじでしょうか。

<PUT>
PUT側は全体で合算するとほとんどポジションが積まれませんでした。
30枚以上積まれたポジションがどこもないという、あまり見ない形になりました。

ただ個別では、JNETでの相対で大きい売買が出ており、モルガン・スタンレーはP21750を700枚売り越してきました。
一方でソシエテはP21750を429枚買い越して、PUT買いを強めてきました。個別ではPUT側は強弱まちまちということでしょうか。

<ゴールドマン手口>

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ゴールドマンは今日はCALLはC23375を40枚買っただけなのでほぼ動きなし。PUT側はP22000を175枚売り決済してきました。ただ今週はほとんど動いていませんね。

<アムロ手口>

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今日の日中のアムロはデルタが-97。若干売り目線ですが大きな偏りはない形になりました。
CALLはC23000を134枚売ってまた累計を1000枚売りにしてきました。またC23375を100枚売り決済して、その下を少し買ってきています。なので、CALL側は少し決済縮小して売りを積んだ形ですね。

一方でPUTはP22000を241枚買い決済、さらにP21750を193枚買い乗せして累計960枚の買い越しという形で、今日はPUT買いに比重を置いてきました。
ただし、まだP22500~P22250に大量の売り玉を持っているので、そのヘッジ買いの側面があると思います。なので、下を狙ってくるPUT買いではないように思えます。

<日経平均先物 9月限月>

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今日は一転、先物は売り越し。今週は買いと売りが交互に来ており、まさにレンジ横横の動きを表していますね。
全体的には方向性が見えないものの、ゴールドマンが少しづつ買い乗せしており、アムロも今日は買ってきています。オプションの手口でどちらも上を見たポジションになっていないので、まだ先物からも動きが感じられませんが、オプションの方でCALL買いの比率を上げてきた場合は、23000円を取りにいく可能性が高くなります。

来週前半くらいまでは、アムロ、ゴールドマンの先物手口は、オプションとセットにして注意深くみていこうと思っています。

■明日の予想■

今日、後場が終わって欧州時間になった時点で22480円まで先物が動いたので、この流れを維持するならCALL側のレシオスプレッドが面白いとみていましたが、21時半現在また22250円くらいまで押し戻されていますね。
連日書いているように米国SQ前に建てるのはリスキーなんですが、来週月曜にストンと下がった場合、そこからCALL売りはまた勇気がいる形になるので、今日明日で日経先物が22400円くらいになれば以下のポジションは面白いかなと思っています。

C24000 買 1枚 68円
C24250 売 2枚 48円~50円

まあ途中、23000円を抜けるような場面では含み損が少し膨らむので、その恐怖の割にはSQで24000円以下で28000円くらいの利益しかありません。
ただその恐怖に勝って、SQでうまく24230円前後になれば25万程度の利益になります。まあ大体イン・ザ・マネーにはならないので、基本は24000円以下での28000円を取りに行くことになりますが。

ただまたSPAN証拠金が上がっていて、これを建てるのに証拠金が118万くらい必要だと思うので、それを考えると資金効率面ではあまりいい建て方ではないですね。

あと、前記したように、21500円と22500円のレンジで日柄調整という相場観でいくならば、22400円あたりでC24250を50円くらいで売り、もし下がった場合は欲張らずに20円くらいで利確、次は21750円を割ったあたりでP18000を80円~100円くらいで売る・・みたいな戦略はできそうですよね。

ここに日経平均先物ミニを組み合わせてもいいかも知れません。

この場合は、ミニを売ったなら、例えば日経平均先物が300円上昇でミニの損切りを入れた上で、同時に30円くらいのPUTを売っておくと。こうしておけば、ミニを売った後に上昇してもPUT売り分の利益で、時間はかかりますが回収できる可能性があります。

まだボラティリティが高くて振り回されそうなので、安易にレンジ調整入りと判断しづらいのですが、レンジ上限近し・・と読むなら上に書いたような戦略は適しているのかなと思います。

私は、C24000売りを66円で持っていて、ヘッジの77円買いを120円で売り決済した後お祈りしてたら、ようやくC24000が買値まで戻りましたw いやあ、裸売りで含み損7万近い状態だからヘッジ外すの怖かったんですが、一応自分の相場観を信じてのチャレンジをしました。今の所結果オーライ。でも明日朝起きて22500円とかになってたらまた冷や汗ですw

個人的にはレンジで22000~22500の揉み合いか、少し下げて21500~22000で少し揉むかのどちらかになるのではないかと思っていますが・・・

それではまた。

※お願い

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自分の忘備録と勉強のために書き殴っております。
まだまだ上級オプショントレーダーさんから見れば幼稚な推察ですが、よろしければ是非フォローとスキをお願いしますっ!

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