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この試みは嬉しい!岩井秀人プロデュース「いきなり本読み!」

WOWOWで放送
2020年12月25日東京国際フォーラムで行われたもの

岩井秀人プロデュース 「いきなり本読み!」
出演:神木隆之介、松たか子、大倉孝二、後藤剛範

これは面白い!

ドラマ、映画、舞台、とは
創り上げていくもの

公開に向けて創り上げていくのが普通
出来上がったものが公開されるのが普通
それを楽しむのが普通


でも、私がエキストラに参加したりするのは
作り上げていく過程も好き、みたい、から。

演出家、キャスト、スタッフ、それぞれの思いで創り上げていくもの。

その過程が見れるって、ワクワクする!

エチュードを見るのも、それに近いけど。

本番より稽古の方が面白い、俳優の生態やと演出家とのやりとりが見れる稽古場が面白い。


初見の台本をどう扱うか、が見れるのって
私にとってはある意味至福の時。

それを見ることができるのは限られた立場でしかないと思っていたけど、それを公開してくれるのは嬉しい。

役者にとっては結構キツいかもしれない。

私も見てる側として、ただ見て楽しむだけじゃもったいない。

創り上げていく戦いの場に、観客席からあるいは画面の外からどう参加するか一緒に戦うか、

おそらく録画してまた同じものを見ても、感じるものや反応は変わってくるはずだ。


今回これは

「散歩する侵略者」
の台本だと

最後にわかった。

もっとも、話は最後まではやらない


本読みしている役者さんたちもパチン!と打ち切られて終わり。
ヘ?というままにそのまま退場させられておわり。


そもそも1人ずつ舞台上に呼ばれて席につき、みんな揃ったところで台本を渡される。
勝手に開くことはゆるされず、とにかく、初見。
休憩時間も台本はステージにおいたままで楽屋に戻ってもらう。

始まりはまずその場面での、誰がどの役かを指示される。
場面ごとにキャストを入れ替えてやってみる。
やりながら監督が指示していったら、やり直したり。
各場面2回ぐらいずつ繰り返して進んでいく。

題名はもちろん話の内容はおろか登場人物がどんなさえわからないまま指示された通りの役をやっていく。
役を替える、やっていくうちにそれが男なのか女なのか大人なのか子供なのかどんな関係なのかキャストも見てる側もわかっていく。

見る側が初見なのは当然だけど、なんの前情報もなくただ国際フォーラムに来た役者さんたちも、それをやろうと思った岩井さん本人もどうなるかわからない緊張はあったらしい。
そりゃそうでしょう。

今回役者として登壇したのが
神木隆之介さん
松たか子さん
大倉孝二さん
後藤剛範さん

この豪華俳優陣が初見の台本を手に取ってどう扱っていくかがみれたのは面白かった。

これが5月からはテレビでシリーズ化されることになって私は嬉しい!
内容は見るまでわからないだろうが、どんなキャストが出てくるのかが楽しみでしょうがない。


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