ハウリングの音が聴こえる、面白い その1

無茶苦茶面白いです。日頃思っていることや、あの時思ったことと何故こんなに重なるんだろうって。

松村さんの本と全く縁がなさげなビジネス系のブログですが、ざっとしか読んでいませんが、9割ぐらい当たってると思います。

特に、日本の教育は優秀な “組織人育成プログラム” というのは当たっていると思うし、それを企業が求めているんだからしょうがないですよね。

ハウリングの音が聴こえるを読んでいて、もう松村雄策のような人は音楽業界というか出版業界には出てこないんだろうと思いました。高校を退学し、好きなことに夢中になりながら、懸命に生きながら、自分のできることを探して、それを仕事にして生活の糧を得ていくなんてことがもはや出来る時代じゃないんだと。
ロッキンオンに入社するには、いい大学を出て、志望動機とガクチカで如何にロッキンオンに自分がマッチングしているか言えないと、渋谷社長から内定もらえなさそうだし(笑)。

そんなんでいいんでしょうか、と思うのですが、ま、いいんじゃないでしょうか。

昨日、このyoutubeを観ました。

私、TBSの報道局が就活の時の第一志望だったのもあるんですが、面白かったです。印象に残ったのは、中国は科挙という苛烈な競争システムがあり、やっぱり成功者の話なんて面白くなくて、競争に負けた、レールから逸れた、裏街道を歩んだ人の話の方が面白いでしょ、的なところでしょうか。

そういった要素があるから、深夜特急が面白のかとか、色々気がつきました。

まあ、そんな風に考えるとですよ、ずっと中国に社会システムについては影響を受けてきた日本以外にも韓国やアジア圏では、世界に通用する起業家はますます出にくくなるんでしょうかね。私にはそれはどうでもいいことなんですが、松村雄策のような人が音楽業界にはもう出現しないということは寂しい限りです。でも、それでいいんだと思います。時代は変わるんです。

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