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輪廻転生

僕たちは死んだら天国か地獄に行く
そして、良い行いをした人は来世ではより良い人生を歩むことができるから今世を少しでもよく生きましょうね

少しどこか違和感を覚える

綺麗事というか・・・

今この「私」というものが80年とかそんな長い年月、本当にずっと私の人生なのだろうか?

いつもどこかで、「私」というものは輪廻転生をくりかえして「今、この形」を保っているのかもしれないというふうに思っている

あるときから人が変わったみたいに性格が正反対になったとか、つい昨日まで些細な人間関係で大きく悩んでいたのに、まるで別人になったかのようにそれを気にしないようになってみたり・・・

これは自分一人の仕業ではないだろうと思うようになった

きっと別人格がまるで順番待ちをしているかのように、僕の中に入ってくる、そんな感覚

そしてそういうふうに考えると、「死」のその先がそれほどこわいものではなくなる

だって、自分もどこかで何かと交代してその人生を歩めるのだから

なんともオカルトっぽい話になりそう・・・

でも何が正解で何が不正解かなんて僕たちには判断できない

モラルというものによってある程度枠組みがあるだけで、そのモラル自体も実は時代によって、大きく形を変える

ある意味軸という意味ではブレる、ブレざるを得ないとも言えそう

むしろある程度の余白がないと成り立たないのかもしれない

意識とはなんなんだろう?

今この瞬間のあらゆる出来事って、いったいなんだろう?

いろんな意味を持たせることでそれらのものに命を吹き込んでるのかな?

全てのものに命は、宿っているのかもしれない

大昔の日本人が八百万の神なんて言ってたみたいに

全てのものは尊くて、そして生きている

そういう気持ちでいたらきっといろんなものに対してやさしくできるのかもしれない

優しさが、多くのものの中心に有ってほしい

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