けいはんなサイクルレース C4L 完走まで

今週もレースに出てきました。

レースまで

落車連発で壮絶なシマノ鈴鹿が終わったあと(前回のnote参照)、狙っていたレースではないにも関わらずすっかり気が抜けてしまい、ぼーっとしていました。

陣馬形山ヒルクライムへ向けて、上げていた調子は落ちる一方で。

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98.3CTL→86.2CTL
-18.1TSB→19.9TSB
とすっかりオフ状態、大好きな麺類を食べ、タピオカミルクティを飲み、Youtubeを見るという自堕落な日々を過ごしていました。

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丸の内にある肉うどんさんすけの濃厚焼豚うどん、とてもおすすめです。

そんなときは、いつも練習仲間のF田さんが頻繁に練習に誘ってくれていたのですが、肝心のF田さんも落車による怪我で乗れていない状況。

けいはんなのレースには以前からエントリーをしていたので、高調子を継続したまま突入したかったのですが、なかなかモチベーションが上がらず。

有り難いことにS澤先生に何度か夜練へ誘っていただけてアヘアヘに追い込めましたが、いずれも序盤で速攻千切れるという体たらく。
まずいなと思いながらも本番へと突入します。

前日にY井さんとF谷くんと軽く走った結果、超絶脚が軽かったので疲労は完璧に抜けている模様。
そら、TSBがプラス19.9もあればね‼休みすぎだわ‼

会場まで

今回のレースは、A井さんに車を出していただけることになり、最初から最後までお世話になりました。ありがとうございました。

名神で京都精華町まで。高速道路は森を縫うように進みますが、山間部に真新しい都市が急に現れる。学研都市のメインストリートが今回の会場。

コースは2.4kmのほぼ長方形のコース。
400m3.8%、最大8%の勾配が軽量級にとっては勝負所。
ただ、登りきったあとに700m真っすぐの下りストレートがあるため、生半可な逃げではすぐに追いつかれ、レースはほとんどスプリント決着。
公道使用のコースでかつ登りがあるのでエントリーを決めましたが、思ったよりも自分には向いていないかも。

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ローラーを持ち込んでいないため、アップ代わりに40分程度じっくり試走。

レース

自分のレース時間を完全に間違えていて、肝心の整列時間に遅れてしまう大チョンボ。

レースは最下位カテゴリーのC5ではなく、ひとつ上のC4にエントリー。
僕の適正クラスはおそらくC5ですが、3周回では距離が短すぎて参加費4.5kがもったいないと思ったのが単純な理由です。
レースは4周回(そんなに変わらない)

ギリギリレースには間に合うも、最後尾スタート。
マスドスタートではなくローリングスタートですが、直角コーナーでインターバルがかかり、落車も多いため先頭にいることが何よりも大切です。
参加人数も50人くらいはいたため、自力の足らない僕にとってこれは大きな大きなミス。

スタート。
いそいで準備したため、ボトルを2本も持ってきてしまいました。
10km程度のレースでボトルが必要かすら怪しいので、慌てて1本分の水を捨てる。

1周目

リアルスタート後、安全なタイミングを狙って、最後尾から1人ずつ選手を交わす。
前に太めの選手が現れて肉体で蓋をされる。
そのまま登りへ。
無理すれば交わすことも可能ですが、この選手の後ろについていけば下りでかなり楽をできるかもしれないと判断し、後ろにつくことを選択。
最初は順調に登っていたが、登りの中盤で急に失速したため諦めて追い抜き登り切る。そのまま下りへ。

前との選手の感覚が少し空いており、本来は下りで踏むのは苦手だけども、脚を使って合流。
すると、背後からものすごい勢いで例の太めの選手が下ってくる。
やはり、使っておくべきでした。

2周目

2周目の2コーナーまでに集団の中団まで上がることに成功します。
登りへ。
前方にいたジャイアントに乗っていた若者が集団内で急に蛇行しはじめる。危うく落車に繋がりかけたので、思わず注意してしまう。まっすぐ走りなさいと。
前日に、I田くんからけいはんなのコースはインコースが安全だと聞いていたので、スタートからここまでは左側を走行するも、集団の前方が詰まってしまい、後半区間はそこまでポジションは上げられず。

3周目

本来であれば集団のもう少し先頭にいたいものの、なかなか前へ上がることが出来ず、焦りを感じます。
その結果、集団の右手からバックストレートを使って単騎で上がっていく選択をしてしまう。

360w(6.6倍)で踏んで先頭へと上がっていく。いま思えば少し踏みすぎた。
先頭まで上がるが、先頭で少し前を引かされてしまう。

先頭のまま登りへ突入。ここでもアタック気味に強く踏んでしまう。上手く行くかはわからないものの、登りで何かしら動きたいなとエントリー前から考えていたための行動でしたが、いま思えば完全に無駄な行動でした。

先頭付近で登りは通過するも、悲しいかな脚はカッスカスに。
すぐに誰かに交わされてしまう。
4コーナーの立ち上がりでも思うように踏めず、下り区間でポジションを落としてしまう。

4周目

1コーナーへの進入で前の選手2名が互いに衝突する。
これは落車につながると思いとっさに間隔を取る。
しかし落車にはつながらず。

自分には関係のない位置から大外の選手がものすごい勢いでコースアウトし、沿道の観客へ突っ込んでいく。
気を取られていたら前との間隔がさらに空いてしまう。

これはまずいと踏み直すも、集団から千切れて終了。

入賞はおろか、集団ゴールさえ出来ませんでした。

レース後反省

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1~2周目はW'balが10付近で推移しており特に脚も使っていないものの、3周目のバックストレートで前に上がろうとした際に一気に0.8まで追い込んでおり、やはり無理なことをしていた気がします。
1分32秒303wは自分のピークパワーよりも60w程度低いので、0.8まで追い込まれていたのは意外ですが、間欠的に途中で高いワットを何度か踏んでいることが原因かもしれません。(W'balの計算式をしらない)

その結果、逃げにつながることができればまだ良かったとは思いますが、3周目は早かったと思います。少なくともバックストレートでは。
軽量級の自分にとって90秒303wはかなりきつくても、集団にとっては別に大したワットではないのが悲しいところです。
激坂でもあればまた違ったのでしょうが、それをするためにはけいはんなの登りは短すぎました。

マックスパワーが940wも出ていて、歴代最大パワーが960wの自分にとってはかなり高いワットではありますが、どこで出していたかがグラフからいまいちわかりません。

あまり、こういったグラフからたらればを語るのは良くないとは思いますが、3周目は集団内にとどまり、4周目にやりたいことをすべきだったと思います。

最後に、自分のレース結果は散々たるものでしたが、A井さんに終始運転してもらいストレスフリーで遠征でき、帰り道に美味しいラーメン屋で無事に優勝できたことを報告しておきます。A井さんには重ねて感謝です。

以上がレポとなります。

余談ですが、嫁にレース内容を報告した反応がこちらです。

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ごめんて…

陣馬形山ヒルクライムに向けて、付け焼き刃ですが練習再開していきます。

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