友人と話す
最近、悩んでいることが多いなと思っていた。
転勤や、同棲、これから始まる諸々を考えると想像が果てしなく肥大していく。考え始めると私の頭の中のワーキングメモリはすぐにいっぱいになってしまう。そうしてフリーズしてしまったらあとはYoutubeを観るか、ゲームをするか・・・。トイレにいくのも、風呂にはいるのも、食事さえもめんどくさい。
こうなってくるとさすがに日常生活に支障が生じる。平静を装って仕事に行くが、職場の人も見て見ぬふりをしてくれているのかもしれない。
そんなときは友人と話すのがよい。普段はあまり話さず、遠くに住んでいる学生時代の竹馬の友ならなお良い。
自分の世界に対する捉え方が少し変わるのだ。うまくは言えないが、濁った眼鏡をかけかえる感じ。話す内容は何でも良い。そうして新しいメガネで不満だらけだった自分の日常を観てみると、気が付かなかった抜け穴が見えてくるのだ。
煮詰まった鍋をただ掻き回していてもドロドロがグズグズに変わるだけなのだ。ダシや牛乳で少し伸ばしてから再びかき混ぜるのだ。
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