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通知表って

通知表


昔からあるものだから、この通知表はほとんどの学校で、その作成の目的すらあまり話合われる事なく、毎学期時間をかけて先生方が作成していると思う。

目的など考えてない


数年前職員室で『作成の目的は何か?』と話を切り出した時、『作成しなきゃならないのではないんですか?』(学校あるある、、〇〇しなきゃいけないのでは、、)との応えをされた先生方がおられた。全く何にも考えてらっしゃらないようだった。

通知表の目的


まずは、なんのためにこの通知表を作成するのかその目的、そして内容をしっかりと話し合いたい。作成の目的はあまり話し合わず、その内容については色々な工夫を先生方は過去の経験や、自分が勉強してきた事から意見されるので、それはそれは盛りだくさんな内容となる事もしばしばある。

通知票ってなんのためにあるのか?

私個人的には、『最終的にもらった子が嬉しくなり、次への意欲と頑張ろうと湧き上がる気持ちを後押ししてあげるもの』ではないかと思う。

学習の状況を評価、評定、行動の所見を文章評価する事が目的ではなく、目的はその先かとおもうのだが、、。

手段はそれだけではない


だから、その目的達成のためならば、何も通知表だけが手段ではないのだろうとも常々思いながら過ごしてきた。

他の方法


夏休みや冬休みになると同時に個人面談とか、三者面談等もよく計画される。
直接保護者や子供らと会い、話をして、その子の学習の状況や学校での様子、家庭側から様々な相談など伺う。クラスの子供30人だとしても相当な時間と労力を要する。

でもなんと、その上に通知表まで丁寧に作成して渡してきたのが現状。どっちかにすれば良いのではないでしょうかね?

精選を


なかなか精選されてこない通知表による評価、評定の方法だが、これまでに作成してきて無駄だったとか、あって困ったとか保護者や子供達から言われたことはない。

それは、我らが作成するものに手をかけ、時間をかけて、意味あるものになんとかしてきたから。

意味あるもの、子供のためであっても、精選して、内容を簡略化したり、廃止したりできるものは
思い切りやめていくようにしたい。


最終的な目的のために


結局それは、先生方が1番時間をかけるべき学習の指導、子供理解の時間確保にもつながり、学校の存在目的を達成することにつながると思う。




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