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ポストカード出すくらいの距離ってちょうどいい気がする

ネットが普及している昨今。
確かに早いことは素晴らしい。
できることも、できるスピードも以前より増しているんだろうと思う。

あるYoutuberが分析していたけれど、若い人は短いものが好きらしい。
曲にしてもいきなり歌詞があるものが人気だったりする。
前奏もそうだけれど、小説にしても前置きがかったるいなと思っていたわたしからしたら、その気持ちもわかる。
ただ、自分がいつも使うツールとなると話は別だ。
SNSとかLINEとか、スピードが速すぎてついていこうとすると苦しくなる。

アナログが好きだからかもしれないが、そこでいいなと思うのがポストカードだ。
手紙だと書かなきゃ!って重い感じだが、ポストカードなら最悪2行くらいでもいいから手軽だ。
切手代も手紙出すのに比べれば安いし、好きな柄のポストカード選べる楽しさもあるし、手軽でオリジナリティの出せるツールだと思っている。

わたしが昔から好きだからだが、何人かポストカードフレンドがいる。
最近交換したのは、8年くらい前にバイトしていた時に出会った人だ。
出会った時から年に何回かのペースで今でもポストカードを送りあっている。
バイトが同じ時は週に何回か顔を合わせる時に、手渡して渡していた。
それ意味ある?って思うんだけれど、それが楽しかった。

あれから時が経ち、わたしは戻ってきて、彼女は別の場所へ行った。
LINEもたまーにするけれど、やっぱり最終的にはポストカードだよね、みたいな感じで送り合っている。

それくらいの距離感が好きだ。
遠からず、近からず。
どうしても近いと考える以上の気を遣ってしまうし、遠すぎると疎遠になって終わる。
だから、このアナログな感じが好きなのだ。
文字から垣間見える、その人らしさとかが好きだから。

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