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古びれたショッピングモール

※この夢は、2019.4.10のものです。

ショッピングモールのような場所に閉じ込められた。30〜40人くらい人が居たと思う。そしたらボス?的な人が出てきて、いきなり「ここを抜け出すには条件がある」とか言い出して、自分たちがこの場所に閉じ込められていることを知った。全員が集められてボスが話していたのだが、なぜかそこは100均の店内だった。そして、全員が口紅を塗っていて頭の上にその人が塗っている口紅の価格が表示されるというおかしな仕組みだった。4000円と表示されている人もいれば、1500円と表示されている人も居た。私は自分がいくらの口紅を塗っているかわからず、頭上を見ることができなかった。

脱出する条件は、なんか矢を極めて、怪獣と戦わないといけなかったんだけど、チームを組んだ5人の中で誰も経験者が居なかったので、道具がいくらくらいするのかや、基本的な投げ方などをみんなで調べながら練習した。矢は買うと8万円することがわかった。そしたら誰かが、「矢はレンタルする?それとも買う?」と言い出したので、私は「とりあえずレンタルでいいかな…」とボソッと言ったら、どこからともなくボスが現れて、「そういう姿勢も審査の対象だからな」と言った。怖かった。それで矢の練習を続けていたけれど、つまらなくなってきたので、チームのメンバーの一人とショッピングモールを散策することになった。

ショッピングモール自体は閑静で古くて、見たことも聞いたこともないようなファッションブランドが並んでいたかと思いきや、キャンドゥがあったりした。私は途中途中で服を見ながら、良さそうな服を1着見つけたので手にとった。レジがどこにあるかわからなかったので、しばらくその服を持って歩いた。

そしたら一緒に歩いていた子が誘導しだして、ショッピングモールの一番端にある場所にたどり着いた。そこはたくさん絵画が飾ってあり、硯と筆と色のついた墨汁が置いてあった。どうやら、いろんな色の墨汁を使ってアートするという変わったお店だった。夢の中の私はこのアートをテレビで見ていて知っていたので、店員さんに「これってこの前、TVで紹介されていましたよね?」と聞いた。そしたら店員さんはちょっと会話が通じない人で、「えっと、僕じゃないけどね」と言った。私は戸惑ってもう一度「えっ、テレビに出てたやつじゃないんですか?」と言ったら、「僕じゃなくて、あそこにいる2人が出たんだよ」と言った。私が聞きたいのは、どの店員がTVに出たかではなくてこのアート自体がテレビに紹介されたかということであった。会話が成り立たないなとイライラした。そしてその店員は、アートの他に水槽を見せてくれた。何を飼っているのかは見えなかったが、珍しい熱帯魚のようだった。

その店を後にして、私はトイレに行きたかったのでトイレに並んだ。何故か並んでいる人は私以外全員黒人だった。自分のトイレの番が回ってきてびっくりしたのは、一つ一つの個室に2つのトイレが設置されていた。それも和式と洋式の両方設置されていた。そのタイプのトイレに戸惑っていたら、後ろに並んでいた黒人女性が日本語で「これは二人1部屋で使うタイプのトイレなのよ」と言った。仕方ないので、個室に入ったら後から黒人女性も入ってきた。和式と洋式があったが、和式なんてずいぶん使っていないので洋式の方にした。めちゃくちゃ恥ずかしかった。

そしたらそのトイレの個室が動き出して、回転しはじめた。個室が一つの輪になっており、個室には窓がついていたので他の個室の人たちがこっちを見ていた。メリーゴーランドのように回転しだして、トイレどころではなくなって呆気に取られていた。回転したと思ったらいきなりトイレの個室が車に変身して、前座席に黒人カップルが2人・後ろに先ほど個室に一緒に入った黒人女性と私の2人が座っていて、ドライブが始まった。どうやらショッピングモールは抜け出していたようだった。

しばらくドライブが続けられたが、私・隣の黒人女性・そして前座席に座っているカップルはそれぞれ面識がなかったので、カップルはお互いに楽しそうに会話していたが、私と黒人女性は黙ったままだった。その車の窓が随分と古くなっていて、窓ガラスの隙間から風がびゅんびゅん入ってきて怖かったが、カップルたちはそれすらもアトラクション感覚で楽しんでいた。


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