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三行詩 六

無垢

例え無知から生まれたとしても
無垢はいつまでも
傷一つない真実である

平凡な服を脱ぎ
未知の絵画を観ている
裸のままのありふれた眼

閃光

まるで”空の青”という名の
”悲しみ”のラベル
言葉が閃光のように眼を眩ませている

純白

奔放な瞳は失われたか
それともまだ
純白を積み立てしているか

崩落

成す術なく崩れ落ちる
夢の音は静かに
まるで積雪の滑り落ちるように