マガジンのカバー画像

エッセイ群

9
エッセイを集めます。
運営しているクリエイター

記事一覧

わたしにとっての詩の書き方~2023~

 なんだか最近どうでもよくなってしまったのですが、毎年「わたしにとっての詩の書き方」とい…

につき
5か月前
18

夜の夢の中(エッセイ)

 父の夢はよく見ていたが、母の夢はここ二十年以上見ていなかった。その母に、昨夜夢で会った…

につき
1年前
11

未完の詩(エッセイ+)

わたしは、小学生のころに明治時代の誰かの生まれ変わりではないかと強く感じたことがあります…

につき
1年前
30

(詩論)振り向かず詩文の時は消えていくまるでどこにもなかったように

詩で表そうとするテーマは、固有の時を持っている。それは砂時計の落ちる砂のように次第に減っ…

につき
1年前
22

均質化或いは平準化の安らぎと暴力について(エッセイ)

功罪ということである。自然界に同じものはない。あればとても珍しい。人間は自然物であるから…

につき
1年前
13

意味について(詩論 エッセイ)

意味は人間だけが持つ。これは自然言語である言葉によって恰も担保されるように感じる。しかし…

につき
1年前
10

自己紹介のようなもの或いは(書き込まれていることの)読書感想文

 ある透徹さを、わたしは幼いころより変わらず見えて感じています。物心ついた時に感じていた実感としての、光と善に満ちた世は、いつか理想と堕ちたようでしたが、それは夕暮れと夜を過ぎて、眩い朝となり復活しました。人の世は、どうしてこれほどに厳しいのかと、俯くことから上げれないことがありました。傷は大きな空洞になって、真っ黒な闇の隙間が今も消えません。けれど、越冬の末に春が巡るように、その言葉は遂に現れました。遍く響いている光の波のような、きらきらとした粒のような言葉たち。いつも傍に

わたしにとっての詩の書き方~2022~

わたしは、詩も散文のように雑種でいいと思う。別にマニエリスムのような現代詩が悪いとか嫌い…

につき
1年前
34

想像の限界点について

 想像の果ての無すら想像出来はしないのは、在るものしか想像出来ないという特性が肉体にはあ…

につき
1年前
5