フォローしませんか?
シェア
クラシカルな歌詞のない音楽は感情へ響く。それは祈りへ続くものである。表情のない絵画のよう…
緩さを赦しはしないこと 人の言葉で 人間が狂い始める 優しさや緩さといったものを、遠ざける…
鱗雲 流れる秋の青と白 すべてのものはゆれている
災いを全て 記録するために 生命機械は矢印を持つ 生命は機械のようでもある。意識せず、まる…
夜の底 猫のいびきが深くなる 古い話を語り始める 画像 『猫画工房』さま <httpsnekoillust.c…
緩慢な自死 薄めた毒を呑んでいる 緩慢な自死を溶かして 味わうように 明滅する不安 不特定…
詩文の時 振り向かず 詩文の時は消えていく まるでどこにもなかったように 燃えている秋 アルコールジェルに 浸かった星空に 滲んで光る燃えている秋 旋律 旋律とは 言葉なき歌 失われてしまったかつての言魂 すくう 胸に巣食う 昏さはきっと水の中 なにかを掬って食べては眠る 無題 赦されないことの全て 捨ててしまった 焼いてしまった忘れてしまった
言魂 こんなに人がいて また人がいる ひとつだけあるわたしの言魂 偽物 天然の想いに 人工…
貝殻 砂浜に見つけた 一つを語るほどに虚しくなる 誰にも見えない貝殻のこと 猫 月夜に外に…
無垢 例え無知から生まれたとしても 無垢はいつまでも 傷一つない真実である 眼 平凡な服を…
果て 砂浜に夕陽が一つ 乞うことを止めない 愚かさがある 暗 詩の生まれるとき そこに満ち…
導き 果てた星々から光のように 今も尚響く天才たちからの導きがある 姿なき星座が生まれ続け…
靡き 嵐去り やわらかな叢は靡く 裸婦は眠ったふりをする 嘘と幻 全ては嘘だった 共産の劣…
心 インターフェースである心へ そのままに通す言葉の列への セキュリティを冷徹または邪と呼ぶ 一 例えばという空は何処にもない 海は一つだけであるように 人もまたそのように 声 聞こえる声たちは楽し気に 素知らぬ顔で気ままである そのまま今は昨日に去っていく 魚 決して目を合わさぬままに サンショウウオは 半裂きにされる 光 それが時代だと言った 〇〇は遠くなりにけりと あまりに光は遅すぎて