フォローしませんか?
シェア
緩さを赦しはしないこと 人の言葉で 人間が狂い始める 優しさや緩さといったものを、遠ざける…
鱗雲 流れる秋の青と白 すべてのものはゆれている
災いを全て 記録するために 生命機械は矢印を持つ 生命は機械のようでもある。意識せず、まる…
夜の底 猫のいびきが深くなる 古い話を語り始める 画像 『猫画工房』さま <httpsnekoillust.c…
緩慢な自死 薄めた毒を呑んでいる 緩慢な自死を溶かして 味わうように 明滅する不安 不特定…
詩文の時 振り向かず 詩文の時は消えていく まるでどこにもなかったように 燃えている秋 ア…
言魂 こんなに人がいて また人がいる ひとつだけあるわたしの言魂 偽物 天然の想いに 人工の意味を添加しています 一言百円から値上げになります 炎 短くもっと短く ろうそくの燃えるほどに 命はこんなに燃えている 五十円玉 五十円玉にも穴があるから ドライビールは 秋から売れない 魚 静かな薄暮の 小さな池で魚が跳ねた 秋というほど秋ではなかった
貝殻 砂浜に見つけた 一つを語るほどに虚しくなる 誰にも見えない貝殻のこと 猫 月夜に外に…