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三行詩たち

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詩情と呼ばれるテーマが、消えてしまうまでに、言葉が間に合うように。 短くもっと短く / ろうそくの燃えるほどに / 命はこんなに燃えている
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2022年9月の記事一覧

三行詩 六

無垢 例え無知から生まれたとしても 無垢はいつまでも 傷一つない真実である 眼 平凡な服を…

につき
1年前
7

三行詩 五

果て 砂浜に夕陽が一つ 乞うことを止めない 愚かさがある 暗 詩の生まれるとき そこに満ち…

につき
1年前
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三行詩 四

導き 果てた星々から光のように 今も尚響く天才たちからの導きがある 姿なき星座が生まれ続け…

につき
1年前
13

三行詩 三

靡き 嵐去り やわらかな叢は靡く 裸婦は眠ったふりをする 嘘と幻 全ては嘘だった 共産の劣…

につき
1年前
9

三行詩 二

心 インターフェースである心へ そのままに通す言葉の列への セキュリティを冷徹または邪と呼…

につき
1年前
10

三行詩 一

点 極限まで研ぎ澄ました鉄筆で描く やさしいやわらかなことば を一つの頂点とする 虫 プリ…

につき
1年前
8