好きだった人

私には好きな人がいました。長年片思いをしてました。どこが好きだったのか聞かれれば答えることが難しいけど少しでも話せたら嬉しくてちょっとでも目が合えば楽しくてでもその人には彼女がいて、好きな人が幸せならそれでいいと思いながら過ごして、叶うことのない恋に疲れつつも毎日それなりに楽しく過ごしていました。高校生になって引っ越しをして学校が離れて話す機会どころか会う機会もなくなって最初の方は辛くて悲しかったけど今となっては思い出すことも少なくなってきました。結局何が書きたいのかというとあの時好きだったという気持ちが少しずつ無くなっていて思い出すことが難しくなっていることに悲しくなったのです。きっとこれから新しく好きな人ができてその人のことで悩んでいくと思います。今よりもっと好きだった人の事を思い出さなくなるでしょう。思い出も、話したことも、仕草も、話し方も、それでも確実に好きだった気持ちを忘れないように決して順調とは言えない恋だったけど私に大切な事を教えてくれた彼にこの想いが届くことはないけど1日1日を大切に過ごしていこうと思いました。とりあえず何年後かに彼に会った時に可愛くなったって思ってもらえるように努力していこうと思います。