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EFOで自社の営業体制改善(前編)|WEBマーケターのひとりごと

メールフォーム。それはWEBマーケティングで最重要と言っても過言ではない要素。お客様との窓口。いわば受付、いわばレジ。そんな大切なフォームを改善するだけで、問い合わせ数UPはもちろん、自社の営業の体制全体が改善されるかもしれない、というお話です。

EFOとはエントリーフォームオプチミゼーション

平たく言えば問い合わせフォーム最適化。問い合わせの数を増やす狙いで、問い合わせフォームを改善することを指します。だいたいマーケ用語の「O」で終わるやつは最適化と思っていて間違いない説。正しいか知らんけど。

良くないメールフォーム

・送信ボタンを押したあとで入力間違いのアラートが出る
・項目が多すぎて入力途中で諦める
・半角/全角の指定がある
・住所が自動入力されない

もう最近はほとんど見かけなくなりましたけど「送信ボタンを押したら入力間違いがあって入力内容が全部消えた!」なんて悪質すぎるフォームもあります。そういうフォームに限って入力項目がやたらと長くて発狂しそうになりながら再入力を余儀なくされるなんて、ユーザーエクスペリエンスとして最悪、もう申し込んでもらえない可能性もあります。

メールフォームの改善ポイント

□ 項目は必要最低限か?
□ 入力間違いに対して即座にアラートが表示されるか?
□ プライバシーポリシーの同意はあるか?
□ 適切な入力補助があるか?
□ 送信前にドメイン指定は記載しているか?
□ すぐさま受付完了メールが届くか?
□ 入力完了画面には「いつまでにどう返事が届くか」書いているか?

ざっと挙げただけですが、これが全てではありません。とにかくお客様がストレスフリーに申し込めるようなフォームになるよう日夜改善をしていく必要があります。

営業の業務改善をできるんじゃないかと思ったのは改善ポイント最初の「項目は必要最低限か?」というところ。

項目、増えすぎていませんか?

フォームでよくある形といえば

お名前
ふりがな
会社名
部署名
役職
会社郵便番号
住所
メールアドレス
電話番号
FAX番号

いやいやこれくらい普通だわ、と思う人もいれば、いや長すぎるやろと思う人もいそうですね。

項目が増えると起こるデメリット

それは、問合せが減るということです。面倒だな~と思って入力をやめた経験がある人も多いでしょう。もちろん、「絶対に問い合わせをしたいという熱い志のある人からしか問い合わせを受け付けたくない!」と言うのなら項目たくさんにしてハードル上げたら良いでしょうが、比較的多くの企業は「たくさん問合せがほしい」と思っているはず。

項目は必要な業務ごと見直そう

先程出た「ふりがな」。電話をかけるときに呼び方がわからないのは失礼ですが、すぐ電話をかけるんでしょうか? そのフォームは問合せがあってすぐ電話を掛けるだけの確度の高いフォームですか? フォームの「立ち位置」によってその後の自社のアクションが変わってきます。資料請求でも、サービスのニーズを高めるお役立ち資料のダウンロードフォームなら、その後のアクションはメルマガ配信。すぐすぐアプローチしても確度は高くないので、架電はもう少し後が良いでしょう。一方、料金表などの資料請求をされたり、詳しい説明がほしいという問い合わせがあるようなら、電話するなりアポを申し込むなりして確実に受注に繋げるアクションが必要です。

長くなりすぎたので今日はこれくらいにして、続きは明日。


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