読まないと損するおもしろな日々

暑くてあまりにもホームセンターに行くのが面倒で、ものをかたづけるための大きめのプラスチックケースを通販で注文した。
そうしたら届くまでに四、五日かかり、いつ、何時頃届くのかも指定できないという。
ただし、電話をしたら明日の午前中には届くというので、午前の時間、家でじーっと待っていた。

いざ届いたら、想像よりずっと大きなケースで、私が思っていたのと違っていた(きちんとサイズを確かめなかった私が悪い)。

しかも昨日はとんでもない猛暑で、暑すぎて外に出ることもできない。

いや、がんばれば出られたのかもしれないが、出たくない。

だれかに私のモヤモヤを共感してほしくてネットにテキストを書き散らかしたが、何の反応もなかった。

ところで、時代についていこうと、新型コロナ禍あたりからネット動画を観始めた。
「いわゆるユーチューバー」は、まったく面白いと感じない(他人が面白いと思うなら自由)。
なんか根が陽キャみたいな人ばかりでしょう。

今日び、おたく系、マニア系の動画チャンネルもあるが、ある程度しゃべりがうまく、文章を組み立てられないとどうしようもないよね。
そして、不思議と人気のユーチューバーはルックスがいい人が多いと思う。
(別のジャンルでの人気者は別)
そうではない人は、顔を隠してやっている。

そして全員が、私を嘲笑している。

これは間違いない。
上品なユーチューバーは、私への嘲笑を遠回しに行い、
下品なユーチューバーは自分の股間に豆板醤を塗ってヒーヒー言っている。

そのうち日が暮れてきて、外にはだれもいない。

真っ暗闇の中に、場違いな高級マンションが突っ立っていて、そこの窓にあかりがともっている。
しかし、あれは人々がそこで生活しているのではなく、巨大モンスターホタルがマンションをすべて占領しているだけなのだ。

悲しい。
涙が出て来る。
銀色の涙が。

あれ、タイトルに「おもしろ」と書いたのに笑えない日記になっちゃったね……。
最後まで下の名前で呼んでくれなかったね……私のこと。

(完)

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