映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」感想

「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンアウト作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの1エピソードの映画化、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を観た。

金かかってなさすぎ!

ルーヴルのシーンが短すぎる。

「本物をチョクで見ながらでないと贋作は描けない」という前提自体がおかしな話。

まあいちおう「贋作ではなくすり替えた本物を売りに出す」という前提があるが、原作読んでないんだけども、この映画だと「本当はもっと高く売れるはずの絵画を流出させて、お手頃なお値段で売りさばいている」ように感じられたが、それで商売になるのか?

なお、言葉のアヤだとは思うが、露伴の言う「リアリティ」は「リアリズム」とは違うので、露伴が「自分がニセモノを模写したらその絵を見てニセモノだとすぐわかるはず」というセリフはなんだかよくわからない。

マンガ家はデフォルメするのが仕事じゃないのか?

あと「一見、女性など寄せ付けない孤高な感じの男にも、若い頃に淡い恋がありました」みたいなプロットがあまり好きじゃない(「ルパン三世」で次元大介の恋バナが描かれたりとか)ので、なんだかどうでもよかった。

おしまい

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