マネーの虎

マネーの虎というテレビ番組があった。
2001年から2004年まで放送されていて、内容としてはマネーの虎と呼ばれる各業界の社長に出資してもらおうと、挑戦者がやりたい内容をプレゼンテーションする。
その結果、目標金額に達すればマネー成立、1円でも達しなかった場合は、NOマネーになる。

私はリアルタイムでは番組を観たことはないが、虎に事業内容を詰められたり、怒鳴られたりする番組というなんとなくの認識はあった。
最近ではYouTubeで「令和の虎」というチャンネルを作って、似たようなことを、また新たな社長たちを虎としてやっているようなのだ。

チャンネルのトップにあった小林さんという方(生チョコを開発した方らしい)が世界で生チョコを売るために1500万円の融資 or 投資を…という内容だ。

今日ではクラウドファウンディングでも似たようなことができる。
やりたいことをアピールして、それを良いと思った人がお金を出してくれる。ここまでは同じだ。
違うのは出資する人の顔が見えるか、直接質問できるかといった点だけだと思う。虎たちはもちろん自分の会社があって様々経験してきているわけだから、鋭い視点で訊いてくるし、時には考えが甘いと怒ることもある。
ただ、会社を起こそうっていう人たちにしてみれば、大して苦なことではないのかもしれない。平社員だってお客さんからいろいろ言われるし、時には怒られるのだから。