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202407_イギリス旅行_01

初めて一週間近く海外旅行に行ったのでその記念と。誰かがもし行きたい場所に行くことに悩んでいたとき、この記録がささやかな助けになるように。
9日間もあるので日程ごとに区切ってお送りします。


東京・成田空港 日本時間22:40

 成田空港から飛行機が出立。何度も滑走路を曲がっていた機体が速度を上げ、飛び立つ。耳から伝わる気圧の変化に、口角が自然と上にあがる。3時間前は出国審査にすらおびえていた気持ちも、水分不足かなと思いきや低血糖が原因だった不調も、吹っ飛んで気持ちが高まっていく。

私にとって、私1人だけのイギリス。9日間周遊。最高のバカンスが始まった!

 実はイギリスに行くのは今回が初めてではない。10年近く前に大学の卒業旅行と称して、英語を話せる妹を連れ立っていったことがある。だが今回は(添乗員ツアーに参加するとはいえ)、気持ち的には一人旅だ。

 最初の飛行機の座席は中央廊下側。3列と4列に分かれる境目だったので、前の座席がなく足を延ばしやすいという最高の環境。ただ冷房がとても効いているのと、風が直撃しているので結構寒い。母から借りた上着が早速役に立っている。300円ショップで買ったネックピローは、思ったよりハリがなく、不安が過ぎる。

機内にて

飛行機内 日本時間23:30

 出立約1時間後に機内食が配られた。航空会社のWEBサイトでメニューが確認可能。1時間だけWi-Fiが無料で使えたので、iPhoneの翻訳機能を使って確認。配られる前にメニューが分かるのは初めてかも。とてもスムーズに頼めたし、意外と英語聞き取れると感じる。キャビンアテンダントさん英語がきれいなんだろうなと思いつつ、自分の英語は思ったよりマシなのでは?と肯定感も高まる。
 トイレも近く、廊下側の席だったので飲み物はアルコールをチョイス。ミモザというオレンジのカクテル。甘くておいしい。
 機内食は和食をを選択。牛肉は米に最高にあうし、ポテトサラダもすごい美味しい。一緒に入っているとうもろこしとグリンピースが全く気にならないおいしさで大満足。だがこの後、イギリスでひたすらじゃがいもに悩まされることをこの時の私は知る由もない。デザートはチョコレートムース。これも甘くて美味しいが、甘すぎて半分くらいでギブアップ。食後は紅茶で一服。

旅行の中で間違いなくNo.1の美味しさ

飛行機内 日本時間06:30

 数時間ごとに起きつつ、なんとか睡眠時間を確保。スリコのネックピローは残念ながら空気が抜けやすく、寝れない原因の一つだったかもしれない。とはいえ、嵩張らないのが魅力なのと300円のクオリティと考えるとこんなものだろうか。しっかり寝たい人はちゃんと無印とかで買うべき。座席位置がよかったおかげで、意外と体がバキバキになっていないのが幸い。
 20分後、朝ごはんの時間に。オムレツはこれから何度も食べそうな気がする(気がしただけで、イギリスの日々でオムレツと出会うことはなかった……)ので和食の魚のグリル和食を選択。出汁が効いていて本当に美味しい。少し疲れた体にほっとする味。フルーツはオレンジとりんごとキウイ。それからデザートは柑橘のコンポートが入ったヨーグルト。パンはクロワッサン。どれもとても美味しかった

胃に優しい味!