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洗練された文芸雑誌 スピン(本の研究1)

前回、自分を素直に出していきたい決意表明でしたが、さて何を出そうかと思い悩み本の研究を不定期にしてみることにしました。
著作権法に引っかかるから、表紙を自分でスケッチして、デザインの勉強も兼ねてみようかと思います。

今回はその1つ目、「スピン」という文芸雑誌をスケッチしました。

ちょうど昨日、本屋に偶然立ち寄れた時に見つけた雑誌で、一目でその表紙に胸を打たれました。見ただけで感じる紙質の柔らかさ、尾崎世界観さんの情熱的でクールな言葉、優しい色調、気の利いたデザインのタイトルロゴと過不足のない思いを込めたタイトルの意味……

どれをとっても「洗練されている」と一目で感じました。

河出書房新社の創業140年記念に刊行されたもののようです。この先季刊誌で4年間16冊しか作られないとアナウンスされていました。
紙の会社竹尾ともタッグを組んでいて、細かく紙種が記載されているページもあり、なおのこと魅力的に感じます。

いいなーこんな素敵なデザインできる人。羨ましい。
私も作れるようになりたいなー。

絶対に全部揃えて、いっぱい読んでやるんだと、すでに鼻息が強くなる気分になりました。
まだまだわからないけど、フォントとかもどんなものを使っているかおいおい調べたいと思います。

ちなみに、見つけた書店では、おひとりさま1冊のみと書かれていました。
次からは争奪戦にならないことを祈っています。だって価格もたったの330円なんですもの……

日々図案室

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