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おじろくおばさ
昔、信州かどこかの山村におじろくおばさ制度というのがあって、長男以外の兄弟姉妹は他家に養子に行くのでもなければずっと無給で家の仕事をして一生を過ごしたそうである。
嫌味ったらしい文章が嫌いな人はここで読むのをやめよう。
今、介護の手が足りないということが問題になっている。政府も改めてこの「おじろくおばさ制度を公認して家族がおじろくおばさとして病人や年老いた親を介護するようにすればよいのではないか。
そうすれば老人や病人も安心して介護してもらえるし、介護施設も人手不足で悩むことはなくなる。
ちょっと人権を無視すれば済むことである。
左派やリベラルにとっても一番安価で確実な解決法であろう。
難病の病人が「ああ、この病気はつらい。もう死んでしまいたい。」と言っても「あのおじろくを見ろ。あいつはあんたが死ぬまでちゃんと面倒を見てくれる。安心して生きろ」と言えるわけである。
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