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新自由主義の欺瞞と言っても、左派はもっとストレートに高齢者福祉を要求するのではないか。

要するに利益を享受する高齢者は子供らに金を出したくない、自分の孫には金を出すが何処の馬の骨ともしれない輩の子供には鐚一文出したくない、そんな金があるならこちらによこせと言っているわけである。

北海道の鈴木先生の支持者はこの文章を見て「我々高齢者の気持ちをよくわかっていて下さる。若者は苦労せよ。子育てするのに金がないなんて言い訳だ。働いて金を貯めれば良い。我々の若い頃はもっと苦労したものだ。可愛い子には旅をさせろだよ。うちの孫は可愛いけどな。ガッハッハ」というような気がするのである。

タイトルにこう書いたので左派が子ども政策を本気でやってなどいないということも書いておくべきであろう。左派リベラルの政権であった民主党政権では確かに子ども手当という政策を行ったことは確かである。けれども、それは結局一度も満額の支給には至らなかった。中途半端に終わったのである。つまり、高齢者福祉をもっと充実させろ、子供などに金を出す必要はないという大きな声に負けたということであろう。

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