「反知性主義」

左派の人、特にサヨク様は「反知性」をバカの別名として使っていることが多い。つまり、ねとうよはバカと言うと差別主義者に見られることを恐れているのであろう。「ねとうよは反知性」というとなんだかカッコいいことを言っているように思うのかもしれない。

実際のところ、「反知性主義」ってキリスト教に心酔する人が科学を信じずに神の奇跡を信じる態度である。キリストが病人を癒したり、無限に魚を出したり、処刑後3日で蘇ったというのは科学ではにわかに説明できないわけである。何かのペテンがあったのか、紙に書く時に事実を抂げたのか、という方がわかりやすく科学で説明できる。

これに対して偉大なる神のみわざにケチをつけるんじゃない、むしろ科学の方の出来が悪いだけではないか。科学より神の方が上というだけのことである。科学なんてドブに捨てても良い。私は神を信じる、神の奇跡を信じる、という態度が「反知性主義」である。

つまり、科学の徒が相手を反知性主義者呼ばわりすることは、神の奇跡というこの世に科学で説明できないことがあると信じる人を科学の理論で説得できなかったということになるので、己の無能を誇示することになる。

まあ、サヨク様なら「私は科学の徒ではない。私は別の神を信じる」というウルトラCを持ってくる場合もあるから油断ができないのではあるが。

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