隠し子騒動の

まあ、伝統的にはこういう婚外子の話は週刊誌の喜びそうな話題ではある。エセリベラルとしてもデバガメ根性でそういうプライベートな話に首を突っ込みたがる人もいるかもしれない。

だがちょっと待ってほしい。今は少子化のご時世である。婚外子の相続遺留分も嫡出子と同じになって久しいわけである。婚外子だから、庶子だからと言って差別するのは世界的にも今は昔の話になっているのではないか。むしろ、きちんと養育費等を払って婚外子をサポートしているのはよいことなのではないか。

もちろん、保守的な思考では男たるもの家族を養い、家事育児をするためにのみ存在を許されているのであって、不倫など論外である。そんな家父長的な行為は許されない、自由に不倫できる女性とは違って、男なら自らを縛って自由を投げ捨てて奴隷として生きることこそが最低限の義務ではないかという考え方もあるかもしれない。

サヨク様もJリベラルも自分達左派は不倫も女性への暴力、性加害も自由に行えるが、サヨクではない日本人ならば家父長制を否定して自ら奴隷志願するのが当然、女性の命令に従う以外のことをしてはならないと言い出しそうであるわけである。

韓国を見ろ、出生率が1を切っていきなり人口減少を示しているわけである。そういう先達の存在を考えれば男が不倫するなど論外だということになる。それよりも男ならまず人権や自由を捨てることが重要ではないか。それが男らしさというべきである。

土下座している頭を女性に踏みつけられることでエクスタシィを得る、それこそがフェミニズムを信奉して男らしさを捨てた男達の取るべき姿なのである。そういう男は女性の命令に完全に従って命を捨てて働く必要がある。よその女に色目を使うなど何事だということになるわけである。

むしろ、そうして命を削って献上するお金で女性が不倫をして子供を作り、連れ去り離婚で子どもは母親が親権を取り、離婚された男は死ぬまで養育費を支払い続けることに邁進することがこれからの男らしさという主張になるだろう。もちろん元妻側の弁護士料も忘れてはいけない。そして、死んだら自分の遺産は血のつながらない子供に譲るという幸せに浸ることができるわけである。

あ、話が無茶苦茶な方に流れそうである。サヨクやJリベラルなら週刊新潮を握りしめてこの隠し子騒動の人を追求する野党議員に拍手喝采を送るかもしれない。シングルマザーならば自分は新しい恋人と幸せだけれど、こんな不倫をする男はフケツだわ!と叫ぶかもしれない。

けれども、北欧でも準婚が一般化しており、むしろ、正式な結婚が減っていると言われる。けれども、準婚という制度のお陰で子供がたくさん生まれているわけである。

日本も少子化の現状を考えると、むしろ結婚制度は同性婚だけに限定して異性婚は法律婚を廃止して、準婚もしくは事実婚だけにすればいいのではないか。事実婚のいいところは親権が母親の単独親権になるところである。つまり、たとえ離婚したところで親権の異動は起こらないのである。そうなればわざわざ連れ去りをする必要もなくなるではないか。女性も不倫し放題という羨ましい制度になるわけである。

男はいくら不倫しようとも、そもそも生まれる子どもは母親のものになるなので養子縁組でもしなければ子供に対するなんの権利もないというサヨクやJリベラルの理想の制度になるかもしれないわけである。

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