裁判官は聖人君子か 罷免判決を機に元裁判官が恐れる「自己規制」:朝日新聞デジタル

とりあえず有料記事を24時間プレゼントである。

この記事の意見は江川紹子氏の意見と同じようなものであるし、リベラルとしては言論の自由を尊重すべきという点では同調しやすいものである。

一方でトランスジェンダーの例の本については販売した本屋を放火するという脅迫状が届いているようである。そもそもカドカワが抗議に負けて出版中止した曰く付きの本である。

この両者は左派にしてみれば前者は言論の自由の問題だけれども、後者はヘイト、差別の問題だから検閲して然るべき。上級国民である裁判官は言論を守られるべきだが下級国民のネトウヨとかマジョリティの異性愛男性などを人権のある人間であるという認識をすることはおかしい。そういう下級国民は人権のない猿と同じ扱いをするのが適切である、特にネトウヨどもに生命としての扱いをするのがおかしいので自動機械でいいじゃないかというのが多くのサヨクの本心ではないだろうか。

大体の日本人は判官贔屓であって、流石にロシアのプーチンを支持するものは少数派であろうが、イスラエルとパレスチナではパレスチナを支持するものが大半であろう。ガザへの攻撃ではネタニヤフが無茶苦茶やっているのは確かで、罪のない人や子供を殺すなというのは確かだけれど、反イスラエルの人たちは「イスラエルが地の表から取り除かれますように」という祈りをSNSに投稿したりしていたわけである。ハマスはイスラエルの人を人質にしてイスラエルを脅迫しているわけで、イスラエル軍が人質を誤射で殺害する事件も発生している。もしハマスがイスラエル人を人質にしていないのであれば誤射事件も起きることはなかったわけである。

米国にも中東系の人はたくさん移民しているわけで、目前に迫った大統領選挙を見据えてそういう人たちの意見を無視もできないということで米国もパレスチナでの停戦を主張しているが、だからといってハマスはその後ろで健在であるわけであり、このままイスラエルを見捨てるとハマスが跳梁跋扈する可能性は大きいわけである。恐らくは多くの日本人は「イスラエルは可哀想なパレスチナ人を無慈悲に攻撃する悪の帝国」と映っているかもしれないわけである。日本の上川外相はパレスチナの人と交渉するだけでなくイスラエルの大臣とも会談して問題の解決に取り組んでいるが、日本のナイーブな人は「なぜ上川外相はイスラエルなどと会談するのだ!裏切り者か?」などとネットに書き込んだりしていたわけである。

仲裁するのに両側と話できなくてどうするのよ。

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