異性愛者男性を追い出す話

この物語の裏を考えると、「自分は必死に勉強して一発で志望校に受かったけれど、弟は何年も浪人していい大学に行った」→弟は受験に失敗して高卒で近くの中小企業に就職したり、スーパーやコンビニの店員として非正規雇用で不安定な生活を送ればいいのに、ということであろう。

しかも、そういう店の店長は男性(異性愛)であるが、リーダー候補に挙げられるのはLGBTの男性である。おそらく、理想は女性の店長がLGBTのリーダーを選ぶということであろう。ここでは、異性愛男性が出てくる余地はないのである。

ただ、異性愛男性がいないと、力仕事やクズヒロイもしくは下水の清掃の仕事など、女性がやりたがらない仕事に就く人がいなくなってしまう。異性愛男性は女性がやりたがらない3Kの仕事を積極的に引き受けて、リーダーとか店長というかっこいい職位と高い給与は積極的に女性やLGBTの人に譲り、男(異性愛者)は彼ら彼女らが失敗したときの頭の下げ役、首切られ役としてのみ安月給で存在してほしいということではないか。

他にも、男女で同一職種同一給与にしてほしいけれど、結婚相手の男性は自分より高収入であってほしいとか、その状況で家族を養うのは男性の役目とか男性側からは客観的に見て「無理じゃない?」という要求を次々発してくるので多くの男たちはもう諦めて生涯未婚へと路線変更しているのではないだろうか

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